普遍と平熱

かつてけっこう本気バンドをやっていて、途中で透析が始まったひとの平熱くらいの温度感の話

2022-01-01から1年間の記事一覧

どうやら現代の腎臓移植は喉越し派になったようだ

年に1度の移植外来に行ってきた。病院に行っているのは間違いないのだけど、医師とは 医師「どうですか?変わりないですか?」 僕「特にないです。」 移植のコーディネーターさんとは コーディネーターさん「変わりないですか?」 僕「普通ですね」 と会話を…

売るんかというくらいMDを持ち歩いていた

今週のお題「カバンの中身」 最近は特に変わったものは持ち歩いていないなあとスルーしていたが、急に思い出した。今のことではないけれど、以前必ず持ち歩いていたものがあった。 懐かしきオールドメディア 今や「あったよねー」くらいの存在になってしまっ…

怠けるのにだってお金と覚悟が必要だ

ウーバーイーツは怠ける代金を払うつもりのある者だけが利用するサービスなのだなと思う。 今日は家在宅勤務の日。お昼ご飯をどうしようか朝から考えていた。今の家は都心の中でも珍しい陸の孤島ぶりを遺憾なく発揮している立地で、お昼ご飯を買いに行くだけ…

自由が丘なんだ。自由にやりたまえよ。

1年ぶりに自由が丘に赴いた。僕のこれまでの人生を考えると訪れる理由が見当たらない土地のように思えるが、意外に用事というのはできるものだ。 思えばこれまでの人生わりとサブカルみのある土地に興味がいっていた。具体的には下北、高円寺、上野等。これ…

からあげさんの逆輸入唐揚げ現象

金曜の透析前はからあげクンを買うこととしている。金曜は概ね出社をしているため、駅から透析クリニックの道すがらついつい買ってしまうというわけだ。 ベーシックからあげクンの中でもチーズを好んでよく食べる。あれはカップヌードルで言えばカレーヌード…

自炊しなくてこれだけのものを食べられる現代でよかった

こっそりとミーハーである。 他人の目につきそうなところでは流行り物に乗ることを気恥ずしいように振る舞いつつも、目につかなければ大手を振って影響されまくるタイプの人間なのだ。最近もそんな事例が発生した。 YouTubeのさまぁ〜ずチャンネルが好きで見…

お金がない=不幸ってことではないんだよな

Twitterでこんな記事を見かけた。 【あるある】みんなの金欠あるある集めたhttps://t.co/PF3DJwwBOYお金がない時期の、10のライフハックを紹介します。 見せてやりますよ、本当のライフハックってやつを… — BuzzFeed Japan (@BuzzFeedJapan) October 9, 2022…

お酒との距離感を調整した結果、水で割ってみるという着地点に到達

ここ最近飲酒事情が芳しくなかったが、勝利の兆しが見えて来た。文化的にお酒を飲むことができている。 ウイスキーを水で割って飲んでみたのだ。 え?今さら何言ってんの?と思うかもしれない。僕も何も事情を知らなければこのひとは知恵という概念のない世…

煽り耐性ゼロなのでその手の商品はすぐ買ってしまうおじさん

このところひとの心を掴むために手段として煽り気味の文言を使用する事が増えているのではないかと思う。だってこれだもの。 お?やんのか? 「最高にうまいラーメン」だけであれば大言壮語に感じ、おやおや、言っちゃってますなあくらいで手に取るまでに訴…

金木犀が香ってくるのににおいの出どころがわからない

10月になったということに若干引いてしまっている。体感ではついこの間GWが終わったような気分でいるというのに。いつの間にか月の数字が一桁増えていた。毎年のことながら月の桁が増えるというイベントにはひるんでしまう。今年の終わりを感じさせるものが…

対極の卓上調理を味わった日

今週末は透析を土曜にしてもらい、金曜に飲み会へと出掛けていた。6月で退職し地元へ戻っていた方が帰京されるとのことでその飲みに誘ってもらったのだ。 その方はシニア派遣で働いていた方で、よくつるんでいる定年派遣おじさんと仲良しでもある。聞けばこ…

学生のときにSpotifyに出会っていたら時間を無限に溶かしていただろう

今さらながらSpotifyの存在に驚愕している。知っているアーティストを検索してお手軽に音楽を楽しめるくらいの感覚で使っていたが、真の醍醐味はプレイリストなどでまったく知らない音楽にいくらでも出会えることであることに気づいた。これ、学生時代にあっ…

2億センチと球と直線

マキシマムザホルモンの新曲のタイトルが「刃渡り2億センチ」らしい。たぶんこのブログを書いている時点では歌詞は解禁されていて、曲は発表されていないと思うのでどういう曲なのかは知らないのだけど、なにしろそのタイトルである。 刃渡り2億センチ。めち…

なりたくない、なれることもないと思っていた自分になっている

連休初日、見事に何もしなかった。そもそも起床が脅威的に遅かったうえに透析をしなければいけないというのが主な理由となるだろう。 なぜ起きるのが遅かったかといえば昨日定年派遣おじさん、先輩と飲みにいったことによる。酒量はそこまででもなかったと思…

毎年1回年齢デバフくらうようになってきました

またひとつ歳をとってしまった。年齢的に中途半端なのであまり感慨というものはないのだけど、「歳をとって”しまった”」と言っているあたり、あまりポジティブにとらえてないのかもしれないな。自分のことながら曖昧だ。 以前であれば確実に飲みに出かけてい…

うに豆腐という刺客

食に関してはわりと攻めの姿勢で向き合うように心がけている。世の中自分の知らない食べ物がやまほどあり、その味を知ることがないまま人生を終えてしまうのはあまりにもったいない。ちょこちょこ顔を出す僕の中の貧乏根性のひとつであると言えるだろう。 あ…

タイパ重視VS作品の情緒

タイムパフォーマンスという考え方があるらしい。略してタイパ。あるらしいというか昔から考えそのものがあったとは思うのだけど、最近になってわかりやすく取り沙汰されるようになったというほうが正しいような気がする。それはやはり動画の視聴が生活に組…

妻からの唐突バターナッツかぼちゃ(ポタージュ編)

ある日、妻が仕事から帰宅すると同時に僕に見慣れない物体を渡してきた。 ひょ…ひょうたんですか…? ひょうたんのような形をしたこの物体、バターナッツかぼちゃだそうである。渡されて開口一番 「スープを作ってたもれ」 いや、嘘。たもれとか言ってない。…

カフェという言葉に対して斜にかまえてしまう

今日はそこそこ暑い日であったけど、最近は暑さもすっかり落ち着いてきた。夏も終わるのだなとセンチメンタルな気持ちにすらなっている。ちなみに去年の今の時期の自分の記事を確認したところ、9月に入った瞬間夏が終わったことを嘆いていた。それに比べると…

お酒を飲まない楽しみというものを見出しはじめた

ただのルーチンのように飲酒をしているが、それなりに日々の晩酌は楽しんでいる。しかし飲まない楽しみを見つけてしまった。 お酒を飲まなかった次の日、おそろしく食事がはかどるのだ。 て、あれ?そのお顔はいまさら何言ってんの的なお顔ですか。お酒を飲…

500年生きて無為な時を過ごしたい

あー、500年くらい生きてえ。そんで無為な時間を過ごしまくりたい。 スマホにメモがあった。最近深酒すると記憶が曖昧になるので酔ったときの思いをメモしている。冒頭の一文はそれということだ。残してどうしようかと思ったのかは謎だが、そう思ったのは覚…

半生を共にしたボウルとお別れ

物を捨てるのがとにかく下手だ。明確に捨てる理由が見当たらないとなかなか思い切って捨てることができない。片付けができないタイプの人間であるというのは自覚している。そんな自分の中で山が動いた。 おボウル 見ての通り、ボウルである。しかしただのボ…

2代目寅さん討論会

男はつらいよシリーズといえば言わずと知れた国民的映画である。渥美清演じる寅さんが様々な人物と触れ合い、その人間模様に泣いたり笑ったりする物語である。作品数も相当なもので正確には知らないけれど、50作品くらいあるようだ。 ドラマの話数だとしても…

音楽の好みが変わらないのじゃなく、好きだった音楽がたまたま流行った時代があっただけともとれる

音楽の好みがアップデートできていないのだと思う。とは言ってもずっと同じ音楽を聴き続けているというわけではなく、新規の音源なども聴くには聴く。どういうことかといえば、同じ傾向のものを好んで聴くということだ。好んで、というよりもそれを探しだし…

ゾンビの眉間に釘を打ち込む工具

工具のインパクトをご存知だろうか。電動で釘打ちができるアレである。 住宅街を歩いていると家を建てている途中の現場から"パシュッ"と聞こえてくる。その音の出どころがこのインパクトなわけである。 めちゃくちゃ便利なのだろうなとは思う。そこは理解で…

今年一番の苦悶と恥辱を味わってきました

ついにこの日がやってきた。健康診断、その日である。 会社から年1度求められる健康診断で、今まではなんだかんだと会社で用意された健診を受けず、個人で手続きしてその結果を提出していたが、今回は年齢などの観点から胃カメラを含む健診を受けなければい…

死の恐怖は乗り越えるのではなく、虚構によって回避する

タナトフォビアという言葉がある。日本語で言うところの死恐怖症だ。死を恐怖するって誰でもそうだろうと思ってしまいそうなものだが、そこはニュアンスが異なる。死というものを観念としてとらえ、想像したときに恐れるというのがこのタナトフォビアなのだ…

かめはめ波って土木技じゃないんですかね

かめはめ波といえば男子垂涎の必殺技であることは言うまでもない。僕ら世代であのかめはめ波を放つ時のフォームを真似しなかった者などいなかっただろう。あのフォーム?とピンときていない方、ウィキペディアにフ正しいォームの画像があったのでご覧くださ…

Slipknotがかつての自分にとってのJUDAS PRIESTになっていることにちょっと引いちゃったよ

ふと気づいた。Slipknotが1stアルバムを出してから20年以上経っている。専門学校に通うために上京をしてきた年に知ったのだと思うから1999年か。めちゃくちゃ前だな。 あの当時、音楽性、ビジュアル、ライブパフォーマンス全てにおいて度肝を抜かれたものだ…

もしかしたら一番の弱点は眠気かもしれない

昨日飲みすぎたわけでもなく、睡眠時間がそこまで短かったわけではないのに今日はありえないほどに眠かった。とりあえず起き上がって仕事を始める報告はしたものの全く眠気が拭えない。なんならちょっと意識飛んでいたかもしれない。かもしれないとかぼやか…