普遍と平熱

かつてけっこう本気バンドをやっていて、途中で透析が始まったひとの平熱くらいの温度感の話

妻からの唐突バターナッツかぼちゃ(ポタージュ編)

ある日、妻が仕事から帰宅すると同時に僕に見慣れない物体を渡してきた。

ひょ…ひょうたんですか…?

ひょうたんのような形をしたこの物体、バターナッツかぼちゃだそうである。渡されて開口一番

「スープを作ってたもれ」

いや、嘘。たもれとか言ってない。雅なオーダーということはなく普通にスープを作ってほしいと頼まれた。でもまあまあいきなりではあるけれども。この間ご飯を食べに行った時に美味しいスープだなあと思ったものがバターナッツかぼちゃのポタージュと教えてもらったのでどこかで見つけて買ってきたようだ。

ポタージュは作ったことがないけどちょっと前に手に入れた舶来品、クイジナートのフードプロセッサーを使うチャンスだ。いっちょやってみっか。

まずはへたと底を切り落とし半分に切り種などを取り除く。

底を切りすぎてしまった

形以外は概ね通常のかぼちゃだ。普通のかぼちゃは一回レンチンしないと硬すぎて怖いので切れないけど、こいつはそこまで硬くなかった。素直に切断されて好感がもてる。

あとはよい塩梅の大きさにカットしてたまねぎと一緒に鍋にぶち込む。

たまねぎがちょっと少なかった

で、完成!

すごい黄色い

完成じゃないよ、舶来品どうしたって思いますよね。僕も読んでいる側だったら間違いなく思う。事前に「いえーい、クイジナート〜」みたいなこと言っといて出得てこないんかいと。もしかしてクイジナート買ったとか嘘ついたん?とまで思うかもしれない。

違う、違うんすよ。がっつり撮り忘れた。ハイライトだってのに。なんなら動画すら撮ろうと思っていたというのに。意外に必死になっちゃってその余裕がなかった。

忘れてしまったのは悔やまれるが見ての通り滑らかな仕上がりであるのでフードプロセッサー氏が大活躍したのはわかってもらえるだろう。ただアメリカ生まれだからなのか音量に遠慮がなかった。住宅事情が異なる国からやってきたフープロ氏にも日本の流儀を教えてやらねば。

なにはともあれ無事完成だ。味見をしてみたらきちんとポタージュになっていた。いやうまい。ポタージュになるために誕生した植物と言われても違和感がないくらいにポタージュぶりが板についている。本当は裏漉しとかそういうのまでするともっとおいしいのだろうけど、晩ご飯にというくらいであればそこまでしなくてもじゅうぶんだ。初のバターナッツかぼちゃ調理およびポタージュ作り、大成功と言っていいだろう。ほぼ仕事したのフープロだけど。

クイジナートのフードプロセッサー、あると大変に便利なのでアメリカから是非招聘されてみてはいかがでしょうか。いかがでしょうかって言われてもねえ。でもリンク貼っちゃう。

なんだか普通にクイジナート紹介したいだけの記事みたいになってしまったけど全然そういうことではないのでご承知いただきたいところ。どっちかというとバターナッツかぼちゃを推したい。推せるうまさだ。そうか、バターナッツかぼちゃこそリンク貼っとくべきか。

あとなんでかはわからないけどやたら高価なバターナッツかぼちゃのぬいぐるみも貼っとこう。

よし、これで一連のバターナッツかぼちゃについてはすべて出し切った。次回のポタージュ作りもどんと来いだ。

ちなみにポタージュではおかず力が低いのできちんとしたおかずを作ろうとはした。作ろうとした結果南米あたりで出てきそうな炒め物が出来上がった。

プエルトリコあたりで出てきそう

きちんとしているかはともかく、まあまあのおかず力を発揮晩ご飯は平和な白米消費タイムとなったのであった。

自分で買い物して料理するだけだとどうしても保守的になってしまうのでひとに買ってきてもらったもので調理するのもよいものだと思ったのでした。みなさまにおかれましてもよき南米っぽい炒め物ライフを🍳