普遍と平熱

かつてけっこう本気バンドをやっていて、途中で透析が始まったひとの平熱くらいの温度感の話

2023-07-01から1ヶ月間の記事一覧

コンテンツに対してスっと引いちゃう瞬間ってある

象の背中という作品がある。僕はアニメしか見たことがないが、ざっくりいうと妻子ある働き盛りの男性が自分の死期を知ることになり、残りの人生(アニメだと象だから象生)を子や妻のために生き、死を迎えてからも空の上から妻子を想う、という内容である。 …

ローストビーフとお米、ほんとは仲良くないんじゃない?

ローストビーフ、好きですか? 僕はけっこう好きな方だと思う。実家のおせちには母がこさえてくれたローストビーフが投入されており、主役としての座を欲しいままにしている。本来のおせち連中など時代遅れの端役も同然よと切り捨て、ローストビーフしか食べ…

怪我の話を聞くと苦み走った顔で患部をなでなでしてしまう

世の中には2種類の人間がいる。 電車とホームの間に落ちたことがあるものとそうでないものだ。 僕は今のところ後者だが、つい先日職場の上司が前者の仲間入りをした。聞くところによると上司は在宅勤務を終えた後に外出しひと落ちしてきたらしい。挙句、骨折…

言い返してなんぼってこともないじゃない

先日の夜、自転車のライトを点けるのを失念し、無灯火で運転してしまった。それは僕が悪い。100%悪い。警察に注意されたりするのは当然であるし、注意を受けたらすぐさまライトは点ける。だがしかし、然るべき人物から然るべき注意のされ方をされないといく…

駅おじにからむ変なおじさん現る

出勤をする際、駅前の広場を通るのだけれど、その広場にはこの時期駅おじ(駅おじさん)たちが棲息していることが観測できる。 僕が出勤をする朝の時間には酔っ払った様子でクダを巻いており、帰宅する夕方頃にはやはり酔っ払ってクダを巻いている。たまに力…

靴屋のおじいさん、実は経営者気質説

「こびとの靴屋」というお話はご存知の方も多いと思う。こびとが夜な夜な靴職人のおじいさんの代わりに靴を仕上げてくれて、その靴はおじいさんが作る靴よりも高値で売れてそれが何度か続いておじいさんもおばあさんも裕福になって幸せにくらしましたとさ、…

ドラムセットの後ろはわりと暖かいらしい

灼熱。他になんと表現してよいかわからない。表現方法が他にあるのだとしても語彙力を失うほどには暑い。強いて言うならもう「辛い」とかしか言えないんじゃないかと思ってしまう。でも少しこの暑さにテンションは上がっていたりもする。当然クーラーありき…

1,000万円稼いでたってお昼におなかはすくでしょう

Twitterで年収1,000万以上のひとはランチを食べないという主張を見かけた。いやー、そんなことはないでしょうと思ってそのリプ欄を見てみると「ふつうに食べてますけど」という内容のリプが複数ぶら下がっていた。その方たちは「自分は1,000万稼いでますが」…

動画で情報をインプットするのが苦手

我ながら時代にそぐわないとは思うのだけど、動画で情報をインプットするのが向いていない。それというのも全部見ないといけないのでかいつまめないというのが理由だ。 文章なら斜め読みの感じで要点を拾うこともできるのだけど、動画だとすべて見てこのあた…

料理に対して出来立て原理主義すぎる

明確に断言できる。 オリジン弁当が好きだ。 近所にあるのがオリジン弁当だから利用頻度が高いというのはもちろんあるのだけど、それを抜きにしてもどう考えても在宅勤務中の昼食としてオリジン弁当をチョイスしている回数は多い。 そしてここ最近思ったのだ…

オタクになるっていうのだって立派な才能

前にも書いたことがあるかもしれないのだけど、ガチオタクに憧れている。ひとつのものにのめり込めるその姿勢と、好きなものに関しては余すことなく知識として脳にインプットしてやろうという気概は素直に尊敬に値する。 僕はオタクじゃないひとからすればオ…

30万円に素直にはしゃげないことへの一抹の寂しさ

はてなブログの今週のお題「30万円あったら」を見て真っ先に思い浮かべたのがバンド活動をしていた頃に愛機として利用していたアンプだ。 Koch/Powertone II PT-120H Koch Amazon だいたい30万円くらいだったと思う。当時の僕には当面の人生を左右する額の商…

病院に行くのが日常になりすぎて非日常性を見出す

子の肌の調子が芳しくなく、近所の皮膚科に行った。小さな個人病院で、医師はものすごく物腰が柔らかく善人そうな医師で安心感がある方だ。 その先生、インカムマイクをつけている。そして胸元には小型スピーカー。これまで何度か通っていたときもその機器の…