普遍と平熱

かつてけっこう本気バンドをやっていて、途中で透析が始まったひとの平熱くらいの温度感の話

透析

ハッピーフィーバー おれ

何はなくとも今日は僕の誕生日なのだけど、なんと発熱している。 この1週間くらい子が発熱したりしていて、危ないかなあなんて思いつつも必要以上に対策もしていなかったらこのザマである。 そして昨日、なかなか熱が下がらない子を心配してくれた近所のかか…

モハメッドとメモパッド

はてなブログの今週のお題は「習慣にしたいこと・していること」だそうで、まさしくこのブログこそが習慣そのものである。週に3回の透析の時に合わせて更新をするというのがざっくりとしたルールであるわけなのだけど、最近はその習慣が乱れてきてしまってい…

17年待って、必ず選択するかというと微妙

年に1度の移植外来に行ってきた。 移植外来という言葉だけを聞くと何やら精密検査めいたものを想起させるものがあるが、「わしが移植求めとること、忘れんでくれな!」のご挨拶をしに行く日である。 医師と会話をし、その後移植コーディネーターの方と会話を…

乾いてんのか池なんだかどっちなんだい

「帰りに乾電池を買ってきて!」 妻にそう言われて透析へ出かけた。透析時間は4時間。たぶんその間に電池のことなど忘却の彼方へ追いやられること必至。手ぶらで家に帰ってこってり怒られるところまで予見できる。怒られるならまだ良いが壁のシミを見るよう…

パイナップルケーキを配ってこそオフィスワーカー

今年やりたいことを年始に掲げたが、その中で人生初の飛行機搭乗をあげた。ちょうどよく今週のお題「行きたい国・行った国」があったのでもう少し詳しく飛行機へ乗ることへの思いの丈を語ろうと思う。 10のやりたいことを挙げている中、1番最初にあげている…

どうやら現代の腎臓移植は喉越し派になったようだ

年に1度の移植外来に行ってきた。病院に行っているのは間違いないのだけど、医師とは 医師「どうですか?変わりないですか?」 僕「特にないです。」 移植のコーディネーターさんとは コーディネーターさん「変わりないですか?」 僕「普通ですね」 と会話を…

お酒との距離感を調整した結果、水で割ってみるという着地点に到達

ここ最近飲酒事情が芳しくなかったが、勝利の兆しが見えて来た。文化的にお酒を飲むことができている。 ウイスキーを水で割って飲んでみたのだ。 え?今さら何言ってんの?と思うかもしれない。僕も何も事情を知らなければこのひとは知恵という概念のない世…

新鮮なの一丁お願いします!

今週のお題「自分に贈りたいもの」そう聞かれたならば答えはこうだ。「ぴっちぴちの腎臓ですかね」と。 まったく事情を知らないひとからしたら儀式の供物にでもするのかと思われかねないものを希望してしまっているが、あいや、待たれい。きちんとした理由は…

全方位にたいへん

人工透析を中止して、その後亡くなってしまったひとがいるというニュースを見た。 自分の周りにはいないけど、透析患者の死因の統計を見たときに「透析拒否」という項目があったので、多くはないにしてもまったくない話ではないのだろう。 ではなぜニュース…

日を記してない

意外ときちんと続けられている当ブログ。 もっとこう、日記的なもの書き綴っていきたいと思ってはじめたのけど、日常があまりに平坦すぎて日記よりはただ思ったこととか記憶の整理みたいなものになってしまっている。 平坦な日常が送れるというのは幸せなこ…

おとしどころ

人工透析というものをざっくり説明すると、本来腎臓で体内に不要な要素をろ過するという役割を機械によってよって補うというものだ。 補うというか丸投げになるのだけど。 腎臓が完全に機能を果たさなくなると尿はまったく出なくなる。一滴たりともだ。 人工…

前向きともちがう方向性

前回書いたように、人工透析をしている。 その透析も、もとをたどれば腎不全。さらにたどるとIGA腎症ということで。 発症は7歳の頃。ある日コーラのように黒ずんだ尿が出て、あわてふためき母を呼びにいったのだった。 自分的にも驚きはしたけど、母のほうが…

ひっそりと期待

人工透析をうけて、この4月で4年。 さすがに生活の一部として完全に組み込まれ、予定をたてるにしてもまず透析ベースで考えるようになった。 ただ、いまだに透析中の有意義な過ごし方というのを見いだせてない気がする。 他の透析患者の方々ってどんな過ご…