普遍と平熱

かつてけっこう本気バンドをやっていて、途中で透析が始まったひとの平熱くらいの温度感の話

2020-02-01から1ヶ月間の記事一覧

わかたれる文化

幼いころから親の仕事の都合で引っ越しを重ね、日本の数カ所に住んでいたが、最終的に落ち着いたのは静岡県だった。なので、郷里は静岡県ということになる。 とはいっても実際に静岡にいたのは6年程度。長期の入院もわりとしていたほうなので、実家にいたの…

環境による醸成

人生の中で生活の大半を共にできるひとなどというのは本当に限られていると思う。僕の場合、他のひとよりもその傾向が強いかもしれない。それでも、それが出来るひとと出会え、結婚に至った。幸運かつ幸福なことだ。 ある意味運命的なひととも言える妻。僕は…

受容体増えがち

なかなかにしてアクティブな連休であった。 まず土曜。シーズン恒例の先輩とのおキャンプに行ってきた。今回は先輩もまだ未踏であるというキャンプ場で、場所は大洗。大洗と言えば海だ。北関東民のビーチとしての役割を一手に引き受ける(偏見)大洗サンビー…

クーデターと地方都市

茨城県は西部に坂東市という行政区画が存在する。日本人の9割、いや、茨城県民ですら知らないひともいるかもしれないそんなマイナータウンだ。 この坂東市、今どきなんかの冗談なんじゃないかなというくらいに陸の孤島なのである。 なにしろ電車が通ってい…

約束の地への闖入者

日々膨大な情報が行き交う中で、個人個人がキャッチする情報というのはほんの一部ではあるのだろうと思う。そしてその一部というのは大抵が自分の興味の有ることだろう。 僕もそれは同じことで、特にインターネットを介して得る情報、ことさらSNSからの情報…

さん、だろ?と思ってるかもしれない

からあげクンが好きでよく食べる。 透析中に飲食をしてもよいのだけど、登場率がとても高い食べ物といえばからあげクンだ。 思えばよく食べる割にからあげクンのことあまりよく知らないなと気づき、ひとまず発売年数を調べてみた。 1986年らしい。妻と同い年…

イレギュラー病魔

不健康であることは子供の頃からで、特に普段からあまり気にしていないのだけど、突発的に訪れる病魔というのはやはり身構えるものがある。 病魔とか大袈裟に言ったけど、ざっくり言えば腹痛だ。僕は憩室炎になりやすき民であるとのこと。 憩室が炎症を起こ…

カルチャー拾い

休みの日に何の予定も入っていないというのはなんとも寂しいものであるため、何かと予定を入れがちだ。家で1日ゆっくりというのも好きなことには好きだし、至福でもあるのだけど、1日が終わる頃に虚しさにも似た気持ちが去来する。そういったことを考えても…

むくむくむくむ

透析をしていると水分制限を余儀なくされる。なにしろ尿が一滴たりとも出ないので、透析で除水の必要がある。透析で除水ができるといってもそんなに大量の水分を一度に体内から抜くのは身体に負担がかかるため、水分摂取制限が必要となってくるわけだ。 僕の…

ちょっとギスギスする

以前会社の定年派遣のおじさんの家で飲んだとき、なにかの拍子に八甲田山が好きだという話になった。するとおじさんは嬉々として八甲田山という名の映画のDVDを取り出して貸してくれた。 それが12月の話なのでもう2ヶ月くらいたつけど、まだ見れていなかった…

ボヤキング

何もしていなくても1日は終わる。だとしたら何かしらしていたほうがお得なんじゃないかとは思ったりするのだけど、最近どうにもやりたいことが思い浮かばない。 いや、違うな。やりたいと思っていることはいくつかはあるのだけど、面倒くささが勝ってしまっ…

何もないを描く。何もないを奏でる。

先週末は窓展というものに行ってきた。 窓をめぐるアートと建築の旅と銘打たれた展示で、窓というものを多方面から捉えた展示らしく、想像していたものとは少し違ったけど、とても満足した。やはりああいった普段の生活で目にしないようなものを感じられるの…