普遍と平熱

かつてけっこう本気バンドをやっていて、途中で透析が始まったひとの平熱くらいの温度感の話

過去語り

歯を抜くってそれもう拷問じゃないですか

週末、土曜にいつぶりだか覚えていないくらい久しぶりに虫歯治療にのため歯医者に行った。口内のクリーニングは昨年末くらいから通い始めていたのだけど、満を持しての虫歯治療である。 クリーニングは施術の最後に次の予約を決めることになっているので継続…

もう、あの熱狂を味わいたくて宿題やってなかったんじゃないかまである

この間始まったと思った7月がもう終わろうとしていることに震えている。もうこれたぶん、これからの人生で毎月言い続けていくんだろうなと思う。毎月月末、妙に震えているおじさんを観測できたらそれは僕だ。 1ヶ月が過ぎていく体感がバグっているとしか思え…

久々に元同僚と飲んで思い起こされるおっさん道中

土曜日、はるか昔に居酒屋でアルバイトをしていたときの同僚と飲みに行った。バイトをしていたのはもう20年以上前のことで、今でもつながっているというのはありがたい話である。この20年、しょっちゅう会っているというわけでもなく、向こうの気が向くと突…

4649(夜露死苦)なんて景気良さそうに見えて75%忌数

4と9といえば縁起の悪い数字でお馴染みである。「死」とか「苦」ということで。それ自体はわかるし、何かしらの数字を選ぶときに無意識に避けてしまっていることもあると思う。 そして、世の中避けられるものは4と9を避けがちである。例えば宿泊施設や病院の…

春という舞台に立たされた脇役

土曜日は花見に行ってきた。花見とは言っているものの、完全に集まって飲むための口実で、花などろくに干渉せずに会話とお酒を楽しんだ。 その証拠に桜の写真はこの1枚しかない 会場となったのは埼玉県所沢市にある航空公園という場所。公園自体広いし、それ…

僕ら世代は青空と草原をみると絶対に1回「mixiのログインページっぽい」という

僕は今、年齢が40代中盤くらいになるわけなのだけれど、僕らくらいの年代といえばmixi直撃世代であると思う。まだSNSという概念もふわふわだった00年代中盤くらい、招待制のクローズドでインターネッツを楽しむということから”内輪ノリ”と揶揄されながらも大…

視線の先に見えたものからの連想

在宅勤務をしているとき、窓の外の少し見上げるくらいの高さに電線が見える。それも至近距離というわけではなく、道路2本分くらい挟んだ距離感に。 そこに鳩が止まっていると、窓の外を眺めたときに目があっているような気がするのだ。そして意外と鳩は長時…

心の中のタモさん、ありがとう

朝っぱらから小1時間自転車をこぐというスポーティなことをしてしまった。 子の通う園の近くに電動自転車を停め、電動ではない自転車で出勤の際の駅まで向かい、いざ電車に乗ろうとしたところで電動自転車に施錠していないことに気づいたのだ。 写真はフリー…

早朝ゲームとカップ麺

週末は久しぶりに潤沢な睡眠時間を得た。ここしばらく、休みの日に限って子が早朝に目を覚ましていたのでそれに準拠し睡眠時間が短縮されていたが、何かをわきまえたのか、先週末についてはぐっすりであった。 まあ、早く起きたら起きたで休みの時間を有効活…

今年最後の連休だったそうです

ぬるっと過ごした3連休であったが、今年最後の連休であったと休みも半ばを過ぎた頃に知った。連休に重きをおいて日々を過ごしているわけれではないけれども、いざ『今年最後』と言われると何かしなければいけなかったのではという気持ちになる。 それよりも1…

ELEGY来日、早くもおかわりしたいお気持ちを表明いたします

2024年10月19日(土)Evoken Fest 2024に参戦してきた。 こんだけバンド数あるのにELEGYしか知らないで参戦という暴挙 目的はもちろんELEGYを見るためだ。正直、ふだんこのブログを読んでくださっている方々からすれば誰が興味あるんかって話ではあるが、や…

ELEGY来日ってまじかよからのチケット購入までの逡巡

買ってしまった。ELEGY来日公演チケットを。 たぶんELEGYを知っているひとなんてほぼいないだろう。オランダのプログレッシブ風パワーメタルバンドで、90年代に一部のメタルファンをそれはそれは沸かせた存在であるわけなのだけれども、尻すぼんでいって2000…

お酒+ライブ=楽しい の極地

はてなブログの今週のお題「夏の思い出」を見て、真っ先に思い出したのが「ビール祭」である。語感が完全に安居酒屋チェーンのそれであるが、そうではない。 あれは確か2008年。当時活動していたバンドで「バンドで何か楽しいことがしたい」という思いに駆ら…

かつてを懐かしみつつ、現在を噛みしめる

土曜、友人家族と会ってきた。以前に同じマンションに住んでいた友人で、その頃は本当に毎晩酒を酌み交わしたものである。知り合ってから同じマンションを選んだわけでなく、たまたま同じマンションに住んでいたふたりが知り合い、気が合ったので飲むように…

郷愁の念と下卑た好奇心

平日の午前中のテレビ番組を見ると郷愁の念にかられる。特にフジテレビ、10時からの枠、今だとノンストップがやっている時間帯。なぜかというと、学生時代の長期入院をよくしていたときのことを思い出すからだ。 今はノンストップだけど、その頃やっていた番…

胸を張ってファミっ子と宣言します

アーマードコア6をまだやっている。とはいえ、進捗がまったくないわけではなく、クリアはしていて周回プレイでシナリオに対しての解像度を上げている次第である。待ち続けていただけにそう簡単に終わらせたくなさがすごい。 こうしてアーマードコアに対して…

繁華街のよくわからんお店、行っちゃダメなんだった

昨日は今年度から同じ島に配属となったおじさんの歓迎会だった。島の中でも若輩だからなのか、殊更お酒が好きだからなのか、会場確保に抜擢されがちだ。 しかしはっきり言える。今回の件で完全に気づいた。僕は歓送迎会に適したお店の良し悪しを嗅ぎ分ける嗅…

00年代の歌舞伎町地下へ集団タイムトラベル

その日、大久保の地下は00年代の歌舞伎町の地下と化していた。 どういうことかというと写真の通りなわけなのだけど、写真を見ただけで理解できるひとがいたのだとしたら、僕とは既知の仲かどう遠くても知り合いの知り合いくらいというとても狭い範囲への比喩…

バレンタインの温度感てどんなもんなんでしょうね

今日はバレンタインデー。とはいいつつも、僕にとっては2024年2月14日(水)以上でも以下でもない混じりっけなしのど平日である。それというのもチョコをもらうとかあげるとかに縁がなさすぎるからだ。 四十路過ぎてチョコに期待してそわそわしてしまうとい…

悪気のない禁書が存在していた

帰省中、何の気なしに目をやった棚にこんなものがあった。 なんとなくぼかしてみたけど通ってた高校はもう閉校となっている 通っていた高校の名簿だ。僕はこの冊子に全く覚えがないのだけど、2000というのはおそらく2000年のことを指しており、2000年に発行…

風邪にはカツカレーという発想、若いなあ

先月に数年ぶりに高熱を出してからすでに1ヶ月経っている事実に引いている。光陰矢の如しというけれども矢どころかインペリテリの速弾きにチャレンジしようとしたとき即折れた僕の心くらい早い。なぜそのようなことを言い出したかというと、はてなブログ今週…

それこぼしといて

はてなブログの今週のお題「こぼしたもの」だそうで、特に最近思い出深いこぼしたものものもないなと通り過ぎようとしたときにふと思い出した。 僕は上京したばかりのころ、液体を捨てることを「こぼす」と言ってたのだった。例えばペットボトルの中身、また…

太陽のKomachi Angelゲーム

曲がりなりにも人生を賭してバンド活動をしていたので、音楽との距離感は近かった方であると思う。音楽を常に楽しもうとしていたというか。もう少し具体的に言うと友達と集まれば何か1曲仕上げてみる等、飲み会をやるくらいの感覚で集い、宅録していた。 と…

人生最初で最後の”徹夜組”となった話

ドラクエ5が発売31周年らしい。1992年か。その年に生まれた子だってもう立派に大人、というか中年に片足を突っ込んでいるわけなのでそりゃ自分もおじさんとして磨きがかかっているはずである。 ドラクエ5と聞いて思い出すのが当時のその人気から予約不可で並…

食べ物の好き嫌いってなくなるもんですよね

子どものころ、好き嫌いの多い子どもだった。食べ物に関しては本当に選り好みしまくりの超絶わがままキッズであったので両親、特に母親には苦労をかけてしまったなと反省することしきりである。 母は料理の上手なひとで、何を作ってもらっても大体おいしい。…

オタクになるっていうのだって立派な才能

前にも書いたことがあるかもしれないのだけど、ガチオタクに憧れている。ひとつのものにのめり込めるその姿勢と、好きなものに関しては余すことなく知識として脳にインプットしてやろうという気概は素直に尊敬に値する。 僕はオタクじゃないひとからすればオ…

石をめくったときに石の方にくっついてそうな虫的人間から見たポカリの広告

端的に言って電車の広告がうさんくさい。中吊り広告ではなくドア横の広告枠に掲示されている広告の方である。全体的にスピリチュアル方面だったり陰謀論に寄った書籍に関する宣伝がされているように思う。 需要があるからそこにあるのだろうからその是非はこ…

トー横界隈という熱狂

トー横界隈という言葉がある。歌舞伎町の東宝シネマ横にたむろする若者たちのことをそのように呼び、トー横キッズなどとも言われる。僕のようなトー横というと東横インを思い浮かべてしまうおじさんの耳にも話題が届く程度にはなにかと問題のある出来事が起…

子に好かれる家は桃源郷か魔窟の2択

ぶりんぶりんに連休中である。明日の祝日と週末の休みの間のこの小賢しい月曜を休日で塗りつぶしてやることにより心の安寧を確保しにいった次第である。こういうチャンスは逃すべきではない。 しかしながら世間は平日として稼働しているので心を放り投げてい…

「本当の自分」なんて思い上がりなのかも

今でこそ特に取り柄もない凡夫として日々を過ごしているが、かつてはけっこう本気のバンド活動をしていた。今の状況から、芽が出ずに終わってしまったのはいうまでもないが、当時生活の中心には音楽活動があり、むしろ音楽活動の周りに私生活があったと言っ…