普遍と平熱

かつてけっこう本気バンドをやっていて、途中で透析が始まったひとの平熱くらいの温度感の話

子に好かれる家は桃源郷か魔窟の2択

ぶりんぶりんに連休中である。明日の祝日と週末の休みの間のこの小賢しい月曜を休日で塗りつぶしてやることにより心の安寧を確保しにいった次第である。こういうチャンスは逃すべきではない。

しかしながら世間は平日として稼働しているので心を放り投げている状態に社給の電話が鳴り響いたりしてどことなく落ち着かない。まあ出ないんですけど。休みに仕事の電話に出ないで何が悪いかという話である。でも急ぎの用事だったら自分の首を絞めることになりかねないのでこっそりメールチェックはしたりする小心者とはこの僕のことだ。結局メールが入っていてそのメールに返信したりしてしまった。鼻息荒く休日をしゃぶりつくす益荒男になりたい。

そんな連休、昨日は友人のこどもと過ごした。以前にも遊びにきたことがあり、そのときに我が家をいたく気に入ってくれたらしく再訪を熱望していたとのこと。こどもに好かれる家というのは桃源郷か魔窟の2択である。我が家がどちらであるかはおして知るべし。

まあ主に気に入った点としてゲームの存在は大きいかと思われる。大人の財力をもってあれやこれやとゲームに対する環境を整えているのでお子さんからすると夢のような空間に感じるのだろう。

僕も少年時代に似たようなことをした記憶がある。住んでいた社宅の隣の棟に若夫婦が住んでおり、自分の家にないファミコンソフトが豊富にあったので上がり込んでとっぷりと遊ばせてもらったのだ。しかもプレイしたのは「星をみるひと」。「星をみるひと」といえば伝説的ゲームだ。このゲームを簡便に表現するなら”不条理”。その一言に尽きる。テストプレイとかしなかったのかなくらいにゲームシステムが破綻しているのだ。ゲームは楽しいだけのものではないという社会勉強ソフトだったのかもしれない。もしくは京都でいうぶぶ漬け的なもので若夫婦からしてみたら「これをやらせれば帰るだろう」の符牒であったとも考えられる。

我が家に遊びにきている子たちにはそんな不条理を感じさせることなく楽しく遊んでもらえればと思っているので昨日はPSプラスで妖怪ウォッチか何かのゲームをしてもらった。最近のゲームは本当によくできているなと遠い目になる。

子たちが遊びにきているので当然親も来ていて、そうなると酒席に発展する。昼から酒を飲みながらおしゃべりするという素敵時間を過ごして大層満足したのだけど、ちょっと酒量を誤ってしまった。最近飲みすぎるというほどに飲みすぎないのだけど、代わりに眠気がすごい。というか寝てしまう。そのうえ眠気にやられると記憶が飛ぶという最低な状態になってしまうのだ。これはよくない。ただ、お酒飲んでいない日も寝る前の記憶が曖昧だったりするので眠気で記憶が曖昧になっているのかもしれないという可能性も捨てきれない。だとしたらどうしたらいいんだ。まあまずは酒量を気をつけろって話なんですが、ええまあそうなんです、気をつけやす。

明日は連休最終日だけどどうやら天気が良くなさそうだ。雨が続くようだし、いよいよ季節が移り変わっていくのだな。春から夏の間に梅雨があるように季節ごとの移り変わりに梅雨があるって知ってました?なので雨が続くというのは季節が移ろう証左なのです。ちなみにこの時期の梅雨は「菜種梅雨」というそうな。風情。

今日は本当に普通の日記だったので無理やり豆知識をぶち込んでみました。けっこう後で読み返すとこういう普通日記で記憶をサルベージできたりするのでよかったりするんですな。でなことでアディオスアミーゴ!!

季の美というジンがおいしかった