以前会社の定年派遣のおじさんの家で飲んだとき、なにかの拍子に八甲田山が好きだという話になった。するとおじさんは嬉々として八甲田山という名の映画のDVDを取り出して貸してくれた。
それが12月の話なのでもう2ヶ月くらいたつけど、まだ見れていなかった。最近なかなか映画を見るということに腰が重い。2時間ばっちりそのために時間を割くということにある程度の覚悟を必要とする。
そんなこともあって借りたままになっていた八甲田山さんを昨日ついに見た。途中まで。なかなかおもしろいなと思いつつ見ていたのだけど、酒を飲みながら見ていたので、こりゃこのまま見てたら話しを覚えてられないなと思っての中断だ。
そんな八甲田山。雪中行軍の話で、進軍ラッパを吹くシーンがあった。個人的にはあのラッパは合図とともに隊を鼓舞する役割があるのだろうなと思っている。
と、するのならば現代に置き換えればEDMとかそんなものが適しているのでは。EDMのことなんだと思ってるんだという話ですけれども。
でも実際EDMってテンション爆あげ、爆あがりのアッパーな音楽ではないか。鼓舞するのにぴったりだ。アッパーっていう意味でいったら1980年代のメタルとかハードロックもアッパーである。アッパーというかあぱーってかんじでちょっと頭の悪さすらある。でもそれがよいのだ。
それにしても昔は職業軍人だけではなく、最終的に一般人まで兵隊として派兵されていたわけで、しかも驚くことに本気でお国のためにとかいって命をかけていたというのだから今の感覚からいうとちょっと信じがたい。
それというのもプロパガンダがうまく浸透したというのはあるのだろう。でも現代にあんなに簡単にひとびとを染め上げることができるものだろうか。
できるな、たぶん。なんとなくできないかなと一瞬思ったけれど、ツイッター民とかみてるとあれは同じことやるタイプのひとたちだろうから、結構すぐ染まりそうだ。
といってもツイッターというくくりでいうと限定的ではある。それでもまだテレビ好き、発言小町民という枠もある。あ、あとYahooニュースコメント欄民。
これだけ揃えれば結構な人数にはなるだろう。ちなみにYahoo知恵袋民はおなじくくりには該当しない。なぜならあのひとたち(の一部)は言葉をどうやら理解できないようなので、プロパガンダというものが意味をなさない。
これめちゃめちゃ感じ悪いな。でもインターネッツというのは一部でものすごくギスギスしてるなあと常日頃思ってしまっているわけで、そんなことをインターネッツで書きさらしている僕ももうギスギスの一部というわけです。
というか八甲田山だ、八甲田山。とりあえず矛盾脱衣とかそんなんが出てくるまでは頑張って見てみようと思っている。