散歩をしていたら絆創膏が落ちていた。なにということのない景色だけれども、ふと思った。
地球が傷を負い、絆創膏を貼って手当している可能性もまったくのゼロではないのでは、と。
剥がしてその内側までみたわけではないけど、この下に傷があるかもしれない。そんなことを思ったのだ。
だとしたら、である。この傷って人間でいうとどの規模の傷なんだろうという疑問に至るのは自然な流れではないだろうか。
そう思い、計算してみようと思ったが手段がわからず頓挫した。たぶん、地球の直径に対しての絆創膏の長さと、腕を開いたときの長さに対しての絆創膏のサイズ感あたりと比べたらよいのかなと思ったけど、地球の直径とか数字が大きすぎて僕の手のはおえなかった。とりあえず地球の直径は12,700kmくらいらしいので、cm換算だと1,270,000,000cmとなるということだけはわかった。12億7千万cm。たぶん儲かってるプロスポーツ選手の年俸くらいでしか聞かない数字だ。スポーツとか全然知らないけど。そう思うと途端に景気の良い数字に思えてくる。
そして、絆創膏が5cmくらいだと思われる。そうすると単純に12億7千万cm/5cmというのが地球に絆創膏を貼ったときの規模感だ。それと人間の身長(170cm位と仮定)/5cmというのが人間バージョン。ふたつの数字をなんかすれば何かしらの数字が導き出されて比較が可能なのではというメガネなしど近眼視力もびっくりのぼんやりとした結論に至ったのだけど、前述のとおり桁数多すぎて匙を投げた。
数学苦手人間の完全敗北と相なったわけではあるが、持ち前のいい加減さで答えだけは出しておこうと思う。まったく根拠のない勘に全振りした非理知的な答えを。
たぶん地球氏の負った傷は毛穴以下のサイズ。そう思うことにし、そこに絆創膏を貼って手当しているなんて繊細さんなんだなと今後の地球への思いやりを募らせていくと同時に身近にいたらちょっとめんどいやつだなと関係を考え直すのであった。もしかして絆創膏貼ってるのかっこいいと思っちゃうタイプ?80年代アニメのわんぱくキャラが鼻のところに絆創膏貼ったりしてたのに憧れちゃった?みたいな意地悪な気持ちも若干うまれたが地球氏は繊細さんなので口には出さない。
このままだと本当に何言ってんのな内容でしかないのでもう少し現実に寄った話をすると、絆創膏で思い出したのが祖父が絆創膏のことを”サビョウ”と呼んでいたことだ。たぶん方言か何かなんだろうなと思っていたけど、今改めて調べると”サビオ”というスウェーデンの絆創膏ブランドが存在したらしく、それのことを言っていたのでは説が浮上した。
でもサビオ呼びするのは北海道のみらしい。これは現在の話なので時代の要素がからんでくると事情が異なるのかもしれないけれど、祖父の絆創膏への呼称の謎が解明されたからまあ地面への絆創膏に思いを馳せたのもまったくの無駄じゃなかったのかななんて思うことにする。
毎度不毛不毛とは思いながらこのブログを書いているけど、今日はとびきりだね🩹