普遍と平熱

かつてけっこう本気バンドをやっていて、途中で透析が始まったひとの平熱くらいの温度感の話

もう梅雨?と思ったけど、どうやら梅雨入りは平年並みのようです

梅雨入りしてしまったものは仕方ない。甘んじてこの湿気を受け入れようじゃないか。

とはいかない。

不快。不快極まりない。昨日なんて職場で1日中しっとりしてたし(僕が)。なんだろうなあ、もう少しうまい具合に湿っているところと乾いているところを調整してくれんものだろうか、地球パイセンよ。

思わず45億年選手のベテラン惑星にからんでしまったが、地球規模で考えれば湿度がそこまで上がらないところ、日本などより湿度が高いところが存在しているわけなので地球パイセンの怠惰によるものではないなと気づく。そんなに不満なら自分が満足するところに移動すればよいというのがパイセンのおっしゃりたいところであろう。押忍。

今いる環境で少しでも過ごしやすくしていくというのが現状僕のできる最善方法かと思われる。そのためには何はなくとも空調必須である。僕は毎年「暑い分にはいくらでも大丈夫なんで燃やすつもりで暑くなって欲しいっすよ〜」と周りのひとに吹聴しているが、完全に冷房ありきの話である。冷房がなかったら30℃超えることすら許さない。超えようものなら梅雨の始まりから夏の終わりまで休みなく怨嗟の念を垂れ流し続ける。

このような甘えた灼熱愛好家なので、太陽に焼かれ、限界ギリギリのところで完全に温度が調整された室内にインするのが良いのだ。たぶんサウナーの”整う”に近いものがあるように思う。汗がひいてきてベタついた肌がちょっとすべすべしてくるあの感覚、よいと思いませんか?

最近年齢のせいなのかそこまで冷房を強めではなくても、なんならドライでも事足りるようになってきた。20代くらいのころなんて鉄筋コンクリートの壁が冷えっ冷えになるまで部屋を冷やしたし、なんなら「ドライなんて使うやついるんか?」と思っていたが、いた。それは未来のお前さんだ。

僕ぁほんっとそういうところありまして、散々その存在をディスっておきながら何かのきっかけにその良さを知り、結局ヘビーユーザーになっているなんてことが1度や2度ではないので恥を知ります。

ただ、痴れ者なりに意見を申しますと実際のところ気温そのものよりも湿気に当てられることによって体力を削がれるというのは往々にしてあると思うので、「気温がいくらでも高くても大丈夫」は全てが嘘ではないことをご理解賜りたく。

それにしても思うのが、梅雨があって湿度だって世界的に見て下位ではないであろう(調べてないです)日本が布団文化で、そこそこカラっとしているんじゃないかなと思われる欧米がベッド文化であるというのは本来逆でも良いのではと思ってしまう。地面からの湿気って結構なものだし。湿度にフォーカスするならば、布団とベッド、それぞれ利用される国は逆でも良いのでは。湿度がそこまで高くない場所で布団を利用していれば地獄のような万年床は誕生しにくいのではないだろうか。

ただ、そもそも湿気云々の話ではなく、欧米が床で寝ないことの理由はまず基本土足だから床は汚い場所というのがあるのかもしれない。もし自分の家の中を土足OKにしていたとしたら床に寝るのは結構抵抗あるな。うん、ふつうに嫌だな。理由、それだな。自己解決しちゃったよ。

渡航歴もなく、調べもせずに憶測でものを言っているので欧米だってそこそこ湿度高いよって言う事実をご存知の方がいらしたら優しく教えてくれたらこの機会に学習します。違ってても石とか投げんといて。

あまりにも主観と憶測だけでここまで書いてしまったのでひとつだけ情報らしい情報を書いておくと、海外で「Futon(フトン)」というと敷布団とかその手のものを指さず、簡易的なソファーベッドのことを指すのだそうな。そしてそれはあまり格好のつくような代物ではないとのこと。なので英語圏では「布団」と言ったつもりでも「Futon」に変換されてしまうらしいのでその辺りで寝具をゲットする際にはお気をつけてな!

Futon