普遍と平熱

かつてけっこう本気バンドをやっていて、途中で透析が始まったひとの平熱くらいの温度感の話

謎めいた人事の波乱に立ち向かう

今週いっぱいで職場の同じシマの長老が退職する。それにあたって長老の仕事を引き継ぐことになり、その量がまあまああるけど、今の僕の仕事は女傑に引き継ぐことになっているのでいってこいかなとのんびり構えていたら女傑の異動が決定した。

どういうことかというとまるまるひとり分仕事量が増えるということだ。なにこの謎人事。質量保存の法則とかその辺りのなんかに反しているだろう、これ。今まで腹八分目で仕事してたのにいきなりメガ盛りじゃないか。おなかこわすわ。というかお残し必至。大丈夫なのか、おれよ。

と、悲観的になっても仕方ないのでやれるようにやってこうかなと思う。毎日ご飯大盛り食べてたら胃のキャパも拡張されるし。でもこれでお賃金が変わらないというのは解せない。その部分だけ解消されればちょっと忙しいくらいが理想なくらいなのだけどな。

余裕かましていながらすでに残業が増えてきているという事実もある。無給で働いてるわけではないから少しくらいの残業はむしろ小遣い稼ぎくらいに考えればよいか。

そもそも、長老は定年退職なので順当にシマを去るわけだけども、女傑に関しては同じ部内の別のシマの人員が異動となることからその補充要員として掻っ攫われる格好であるらしい。

その異動となる人員というのがまた仕事のキャパが著しく頼りなく、縁故採用なんじゃないかと噂される程度には現在のポジションにいることを訝しがられる人物なのだ。見た目はムーミンとおはようスパンクを3ヶ月くらい暗室に閉じ込めてたら一体化しちゃいましたみたいな見た目でかなりキャッチーさがあって好きなひとは好きだろうなと自信をもっておすすめできるが、いかんせん業務にキャッチーさは直結していなかったとみえ今般の異動となったと思われる。まあ要は島流し的なことなんですけど。

海の向こうでも元気でな

ムパンクさん(ムーミン+スパンク)は正当な評価による島流しなので同情の余地はないが、かわいそうなのは我がシマの女傑である。今年度から同じシマに配属になり、メンバーとも馴染んで軽口を叩き合える仲になれたし、仕事も覚えてきたのにこのタイミングでの穴埋め要員としての異動。度し難いとはこのことではないか。

そりゃあ女傑も荒れる。今日は来客があったのだけど、その来客相手に不満をぶちまける程度には女傑の心は荒み切っていた。僕の仕事量が増えたことなど女傑への仕打ちに比べれば瑣末な問題であるとその光景を見て思い直した次第である。

今週は長老の送別会があって、その手配を女傑がしてくれたのだけど、まさか自分もそう別される側になるなんて思いもよらなかっただろうな。そしてその前の長老と上司(仲激悪)+部のボスの食事会などもあり、何かと目白押しの今週である。

おもしろそうな出来事があればご報告していこうと思います。