昨日久しぶりに夜更かしをしてしまい、起床に自分のもつ朝のリソース全てを注ぎ込む。幸い在宅勤務だったので起きた瞬間に仕事のPCのスイッチをONできる。と、書いてみて思ったけどこれって”幸い”か…？起きた瞬間から働き始めるなんて馬車馬以上に馬車馬感ない？そう自問してみたが僕にとっては”幸い”だな、やっぱり。ゼロ距離で仕事を始められたほうが僕は良い。通勤電車は人類が生み出した重大かつ醜悪なカルマだ。ブッダがみたら仏なのにかなり直接的かつラジカルな方法で制裁をくだすに違いない。
ところで馬車馬という字面、車を馬という漢字で挟んでいて「嬲る」の漢字みたいな作りしてますね。このブログ至上最もどうでもいいことに言及したな。「ところで」が過ぎた。
日記に戻ろ。
仕事を始めたものの、今日がゴミの日であることを思い出しあわててゴミを捨てる。わずかな離席後仕事に戻りしばらくするとゴミの回収車が訪れたようだった。窓からその様子を見下ろすと、作業人員は3名で、その内訳はゴミ収集車の運転手、ゴミを積み込む係が2人。
車でゴミ集積所を巡り、その後ろを2人がついていき、集積所ごとにゴミを車に放り入れる。作業が済んで車に乗るのかと思いきや、次の集積所までゆったりと走る車をゆるダッシュで追いかけているではないか。
え、まじで？集積ルート中ずっとあれやんの？持久走とやっていること変わらないじゃないか。乗降を繰り返すと確かに非効率ではあるとはいえ、めちゃ重労働だ。常日頃からああいったインフラ系のお仕事をされている方には頭があがらないなあと感謝することしきりであったが、学生時代の体育の授業のうち最も忌み嫌われるであろうカリキュラム、持久走に似た行為を毎回やっていただいていたとは。本当にいつもありがとう、ゴミのお兄さん方。たぶんその日の担当はローテーション決まるんだろうけど、休み明けの日に運転担当であることを確認できたら小さくガッツポーズしたりするんだろうか。
そうこうしているうちにお昼ご飯。少し前にオープンしたラーメン屋が気になっていたので妻に相談しそのお店に行ってよいか交渉し快諾を得る。
自転車を駆り当該店へ。意外にお客さんがいる。少し安心した。こういっちゃなんだけどそういう感じのお店に見えてなかったもので。ひとまずラーメンをオーダーし着席。ラーメンを待つ。
カウンターのはじには男女が座っている。おそらくカップルだろう。そのカップルの会話がなんというか…不自然なものに聞こえてしまうというか、自分だったらこの女性のことをあんまり信用して会話しないかもしれないなと思いながら空を見つめていた。
僕より先にそのカップルにラーメンがサーブされる。ラーメンを食べ始めた女性が
「おいし〜！おいし〜！！」
と、ラーメンを絶賛していた。いや、すごい良いと思うんです。むしろ正しいリアクションなんですけれどもね、なんか引っかかってしまうんだよな〜。たぶん、ラーメンを食べる前からの会話が影響していると思うのだけど、「男性に対してこう言えば喜ぶ」みたいな飲み屋のねーちゃん褒めみたいなものを感じたのだ。邪推にもほどがある。おとなしくラーメン待ち腐っとけという話ですよね、はい、僕もそう思います。すみません。
邪推タイムからのラーメンサーブ。
食べ始めた瞬間に思った。
「なんか麺多い…！！」
細麺か太麺か選べたのでスナック感覚で食べられるであろう細麺を選んでいたのだけど、他のお店で食べる細麺に量に比べ圧倒的に多い。マルタイの棒ラーメンだったら3束は入れている量だ。最近胃のキャパが健康的なので食べ切ることはできたが、少し前の僕だったらその量に打ちひしがれていたことだろう。
肝心の味。職場の近くの6割ラーメン（食べると気持ちが6割くらい満足するラーメン）くらいであった。一点断っておくとこれはディスっているのではない。なぜなら6割満足を求めて必ず再訪するからだ。パンチ強過ぎないのがいいみたいの、あるじゃないですか。
ただ、好みはひとそれぞれとはいえカウンターにいたカップルの女性は評価を盛っていたのではという疑念が残る。それかラーメンが最もおいしくなるとされている飲みの締めのラーメンだったのかもしれない。そうすると発言の方向性やら味覚やらと合点がいく。もしや夜の続きのひとだったのか。羨ましい。あのひとたちの中では36時とかだったんだろうな。
ちなみに、僕はお酒を飲むと食欲を司る何かがいかれてしまうので飲みの締めでラーメンを食べられない。あのイベント楽しそうだから参加はしたいという気持ちはあるのに身体がついていかない。悲C。
もりもりご飯を食べられる秘訣とかあったら教えてもらえると喜びます。ということで本日はこれにて。
