普遍と平熱

かつてけっこう本気バンドをやっていて、途中で透析が始まったひとの平熱くらいの温度感の話

ただのキャラ強と体育会系は違う

毎日異常なまでに暑い。最高気温が35度を超えることなどトピックにならない程度には当たり前になってきた。しかし、こうでなくては感もある。弱点属性が冷気の自分にとってはこの灼熱は享受すべきものであるのだ。

あと、たぶんほとんどのひとに役立たない情報として、透析患者は尿がでなかったりするので水分制限を余儀なくされるのだけど、何もしていなくても汗が滝ほどでるこの季節は汗で水分が放出され、水分摂取に対する制限が大きく緩和されるのだ。それも夏を推している理由のひとつかもしれない。

そんな中昨日は出社。前日の在宅勤務の際に別の島のメンバーからうざおじ(うざいおじさん)についてのクレーム的なものを受け、うざおじは僕を悪者にしてその非難から逃れようとしていたという話を聞いていた。

うざおじのその自己弁護ぶりが目にあまるものだったらしく、同じ島のかんぺいちゃん(間寛平に声が似ている)がわざわざ電話してきてくれて、「あれはあまりにもひどいと思ったんで…」と報告してくれていたのだった。かんぺいちゃんはその手の話題に首をつっこむタイプではないので余程だったんだろう。

クレームは上司に伝わり、うざおじに仕事を引き継いでいた僕の立場上、なんかよくない流れを感じたので朝一番で上司に自分は潔癖であると主張しようと心に決めての出社だったが、上司からは「なんか揉めたん?」とさくふわな感じで切り出され拍子抜けした。

いきさつを説明し、僕に非がないないことは説明したが、あまりやりすぎるとうざおじとやってることが変わらなくなってしまうので主観を控え、事実のみを伝えその根拠となる情報もあわせて提示したところ「まあ、君とはタイプが違うからねえ。」と、え?もしかして興味なかったですか?くらいの着地点となった。たぶん上司が介入して僕とうざおじの関係が改善することはなさそうだ。あまり深追いしても何顔真っ赤にしてんだよってことになってしまうのでそのまま仕事を開始することに。

その後うざおじが出社(僕は早出しているのでおじの方が出社が遅い)。うざおじに憎まれ口のひとつでも叩かれるかなと思ったが何もなく、時間だけが過ぎていった。その間うざおじとの会話は一切なし。僕がはたから見てたら気まずさを感じちゃったかも。

いやあ、それにしても世の中色々なタイプのひとがいるもので、わりとキャラ強のひととうまいことやっていけるという自負がある僕だけど、うざおじばっかりは受け付けない。聞けば今の部署に来る前まではごりごりの体育会系営業マンだったらしい。そこか。ただのキャラ強と体育会系は話が違う。世間の変わり者は許容範囲だけど、ただただひたすらにがっぷりよっつなタイプの人間はどうしてよいのやら。というかそういうこと言ってる僕のほうがよっぽど変わり者だったりするんだろうか。

ただまあ、今まで避けてきたタイプの人間とここにきて向き合うこととなったというのも考えようによっては苦手克服のチャンス、自分を肥やす要因になるのかなということで適宜うざおじをいなしていこうかなと思いやす。

体育会系でフリー素材写真検索したらこれが出てきたけど、さすがにどうなんでしょう。