普遍と平熱

かつてけっこう本気バンドをやっていて、途中で透析が始まったひとの平熱くらいの温度感の話

WEB会議システムってそう使うもんなんですか?

今年1番の珍事が起きた。今年度ではない。今年だ。今年はまだ始まったばかりではないかという声もあろうかと思うがそれは懸念事項にはあたらない。なぜならこれ以上の珍事は起こらないと断言できるからだ。なにが起こったのか。

WEBミーティングのために出社をした。

ちょっと、これどう思います?WEBミーティンの意味とは。

今日は元々在宅勤務としてスケジュールを出しており、昨日は僕が出社を、上司は在宅勤務となっていた。今日の在宅勤務が捗るよう鮮やかに仕事の差配をしていたころに上司から電話が。

「君さ、明日在宅ってなってるけどミーティングあるから出社して」

え?WEBミーティングですよね。と僕。

「家だとネットワーク環境が不安な部分があるから会社の安定した環境下でやって欲しいんだ。」

「あと君、家でWEBミーティングに参加してるとき起き抜け感があるから…よろしくないんだよね」

うおーーーい!好き放題言ってくれるじゃねえか。要約すると家だとなんかずるっとしてて画映えしないからしゃっきりと会社に来てきちんとした感じでおやんなさい、ということじゃないか。

言わせてもらうがもう在宅勤務も2年、それに合わせて家の通信環境は在宅勤務に寄せて日々最適化していったので、なんなら会社にいるときよりも安定している。

そして「起き抜け感」。これはたぶんWEBミーティングが月曜に多くて月曜は透析できてない影響で顔がむくみがちだからそう見えているのだ。こちとら乙女おじさんだぞ。そう見えていたというのならこれからは化粧して目元ばっちりにして会議に臨んでやる。

しかし僕の返事は「はーい、では出社します」であった。犬、犬がいるぞ、ここに。むしろ畜生だ。だって断っても得ないんだもの。

そのあとも心の中でひととおりぷりぷりとしていたが、よくよく考えてみれば上司がそういった提案をしてくるのも納得できる部分があることに気づく。

今日のミーティング、僕がホストだったのだ。そして社外のひとも参加している。そんな状況で起き抜け感満載のずるっとしたサンオツがネットワーク環境に翻弄される姿を晒すことは上司としてもなんとしても避けたかったのだろう。個人的には上記の環境改善と今日が金曜日ということで回避はできたと思っているけれど。上司のメンツもあるのでそこは折れようじゃないか。

肝心のミーティング、事前の段取りがさっぱりなところがあって変な汗をかいた。というか明確に脇汗をかいた。久々だったな、あの感じ。まあ結果オーライっす。たぶんなんとかなる。

僕の上司は会議等の形式について一家言もっているようで、こちらがオンラインでよかろうと軽い気持ちでいるとゴリっと出社させようとすることがままある。膝を突き合わせて話したいというのは昔の営業時代の成功体験などからきているのだろうか。僕にはそのあたりのことはさっぱり理解できない。オンラインでサクッとできるならそれに越したことはないではないか。ただし酒を飲むなら対面がやはり望ましい。僕がそう思うのと同じように上司は打ち合わせについて重きを置いている部分が違うのかもしれない。

いくつかの理由があるとはいえ「WEBミーティングのために出社をする」という点においてはどう考えても珍事でしかない。健康のためなら死んでも良いくらいのなに言ってんの感を出してきている。

これだけのことがあったら「今年の漢字」にもノミネートできそうだがそこはまだ年始。しかしちょうど良いお題があった。今週のお題「現時点での今年の漢字」である。

今日の出来事を一言か…

【徒】

これでいきましょうか。

意味、読み方としては以下

・むだ(よみ:あだ)

・無益なこと、いくらしても実りのないさま(よみ:いたずら)

まさにまさに!今日の僕じゃないか。なんなら徒労感すらある。でも最終的にこんなネタみたいな話ができただけでもよしとするのだけどね。

 

ちなみにミーティングは昼一番で行われたのでミーティング中ありえないくらいにお昼ご飯が存在感を主張していた。

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タレカツ丼。こういうの食べて苦しんだりしてるのも画映えずるっと乙女おじさんの原因になってるのかも。

清々しいほどに内容から遠い写真を掲載したところで今後のWEBミーティング問題について向き合っていこうと思います。

ばははーい🙋‍♂️