普遍と平熱

かつてけっこう本気バンドをやっていて、途中で透析が始まったひとの平熱くらいの温度感の話

バーガーキング、なんてナイスなことするんだ

バーガーキングが最高な試みを企てている。

app.burgerking.co.jp

店舗を増やすことに際して、消費者に適した環境情報を提供してもらっちゃおうという試みだ。僕のバーガーキングへの思いははフッターの紹介文の通り(家の隣にバーガーキングが欲しい)なので、本当に家の隣にバーガーキングができるかもしれないという一大チャンスをはらんだ企画ということである。

バーキン関係者が闇雲にテナントを探すよりも「ここにバーキンがあったらいいな…」というリアルな願望が情報として集まるわけなので胸アツすぎる。家の隣はないにしても、通勤経路の「このテナント、いつうまるんだろ」というようなただ眺めるだけだった物件がバーキンになる可能性は十分ありうると言うことだ。

たぶんバーガーキングの写真

だいたいそういう空きテナントは美容院か歯医者か整体という3大がっかりテナントに侵食されておしまいというケースであることがほとんどだが、がっかりを覆し、バーガーキングダムを建国可ということになる。

しかしまあがっかり3大テナントとか言っちゃいましたけれども、新規オープンに夢を膨らませて美容院だの歯医者だの整体だのを開業しているわけなのでがっかりとかいいなさんなという話ではある。すまなんだ、その業態の方々。でもすーぐオープンする割にはなかなか潰れないのが不思議でならない。

以前にも疑問を呈したことがあるのだけど、地域のリソースは限られているはずなのになぜあれらの店舗ばかり増えて成り立つのだろうといつも思っている。はしごしているひととか存在しないとどう考えても店が余る。ぎりぎりで整体のはしごはしているひとがいそうだけれども。

あとなんですぐオープンに漕ぎ着けちゃうのかなと考えてみたが、初期投資はそれなりにかかるにしても基本的に技術職なので維持費は他の業態に比べて低コストなのかもしれないと思ったりもした。特に整体。基本腕いっぽんという感じがするし。ベッドがあれば施術は可能だ。あと歯医者はわからないけど、美容師と整体に関してはひとり親方化しやすそうだなというのもその理由の可能性はある。ひとの下で働くのに不自由なひともそれなりに多そうなイメージ。特に整体(めちゃくちゃ偏見)。そういやビッグダディも整体やってたな。

話が逸れたがこのバーガーキンの素敵な試み、ぜひとも推したい所存である。この勢いでウェンディーズも店舗を増やして欲しい。家の近くはジャンクフード不毛の地なので本気で目を皿にして空きテナントを探し、そこにバーキンがあることをイメージして快適かつQOL爆上がりの未来をクリエイトしていこうと思う。

ちなみに、紹介した物件で成約したら10万円が支払われるという太っ腹ぶりだ。成約はしなくても応募しただけでクーポンがもらえるというのだからそんな良い思いばっかさせてもらっていいんすか?とその処遇を訝しむ気持ちすら生まれてしまう。いいことばかりありすぎてどこかでこらしめられるパターンのやつでは。昔話の隣のおじいさんみたいに。

そんなことを考えてしまったけれども、バーキンもプロの仕事として物件探しをするわけなのだろうから、そんなに欲望丸出しで「ここに出店してください!」が通るわけもないか。でも絶対に参加しよう。

バーキンウェンディーズも近所の欲しいというのは本気で思っているのだけど、いま地味に欲しいなと思っているのはスーパーの店頭で焼き鳥を売る「あの車」だ。近所のスーパーは都内では珍しく駐車場があるのでそこに「あの車」があることが非常にしっくりくるはずなのだ。バーキンよりも誘致しやすそうだけどどうしたらいいんだろう。というか今もあの販売形態ってあるんだろうか。もし移動焼き鳥屋さんが奇跡的にこのブログを見るようなことがあれば好立地を紹介するのでお声がけくださいな。