普遍と平熱

かつてけっこう本気バンドをやっていて、途中で透析が始まったひとの平熱くらいの温度感の話

りんごジュースの原産地名が田宮式だった

朝ごはんをほぼ食べない。出勤したときは「あとあとおなかがすくかもしれないから」と半ば義務的に行きのコンビニで何かしら買って始業前に食べるなどをしているが、それも必ずではない。そして食べたとしてもカットフルーツか何かだ。

おなかが空いていないというのが一番の理由で、その原因というのはたぶん、筋肉ゼロ人間なのでカロリーを燃やすという機能がいまいちなのだと思われる。めちゃくちゃポジティブにとらえれば超高燃費人間ともいえる。

そんなことなので在宅勤務時にはまず朝ごはんを食べないで仕事を始める。おなかが空いていなくても何か飲み物は飲みたかったりして、家であれば都度冷蔵庫の中のひえひえドリンクを飲むことができるのでフルーツジュースをちびちびと飲む。

オレンジも登場率高い

仕事をしている部屋からたまにキッチンにあらわれては「ぷはー、うめ〜」などとリンゴジュースを楽しんでいると、妻から「ちょっとちょうだい」と言われたのでりんごジュースをわたす。

まじまじと成分表示を眺める妻。まあ、できるだけ出どころのわかるものを飲んでいるという安心感を得たいのだろうなと特に何も言わずにいたところ、「これみて」とジュースを渡される。

原料原産地名のところを見ていただきたい

「原料原産地名 外国製造又は国内製造」とある。

これは…

ありなの?

何も言っていないのに等しいのでは。せめて日本又はアメリカなら2択であるが(それでもどこだか全然わからんけど)、この言い方だと「この世界中のどこか」ということである。ノーヒントすぎる。ドラゴンボールのほうがまだ見つかるよ。

それにしても、既視感のある表現だと思ったらあれだ、田宮榮一氏(警察出身のテレビコメンテーター。プロファイルが得意)の名言中の名言

犯人は10代~20代、もしくは30代~40代、または50代以上の人物。

これに匹敵するものがある。人工分布のボリュームゾーン総なめというガチガチの鉄板推理でいらっしゃる。はたしてこれを推理と呼ぶのかはこの世がやさしいせかいであることを祈るばかりだが、言い切ることって大事だなと思わされる。競馬でボックス買いしているのすらリスキーにうつるほどにほぼ的中という勝率だ。この方、ほんとすごいなと思うので気になる方は以下リンクなどを見るとよいかと思います。

dic.nicovideo.jp

昨今、成分表示とかその手の話って厳しくなっているという印象であったが、まさかの田宮式がまかりとおっているとは。僕はそこまで原産地とか気にする方じゃないけど許せないひとからしたら許せないとかクレーム入ってしまうんじゃないかと心配になってしまう。

僕が朝ごはんを食べないということも田宮式で表すなら、

朝ごはんをほぼ食べない。ただし毎朝食事をとることはある。

だろうか。なんか違うかも。意外と深いのか、田宮式。マスターしたいけどマスターできてしまったら何かの場面で意見を述べても「そうなんだ〜」くらいしか返事してもらえなくなりそうだな。