普遍と平熱

かつてけっこう本気バンドをやっていて、途中で透析が始まったひとの平熱くらいの温度感の話

次の進化は傘をおいて他になし

昨日は起きた瞬間からずっと眠かった。ということは前日の夜からずっと眠かったということだ。眠さの持続性がすごい。そういったこともあり、透析にインした途端にふつりと糸が切れたように眠りに落ちてしまい、そのまま透析中ずっと眠ってしまった。透析の時間は4時間になるのでショートスリーパーのひとであればじっくり眠った程度の時間眠ったことになる。ちょっと疲れていたのかもしれない。

ここ数日天気がずっと悪い。というか戻り梅雨というやつでしょ、これ。まあそんな年もあるだろう。梅雨明けを1年のうちに2度楽しむことができるのは考えようによっては悪くない。「夏が来た…!!」を2度味わえるのだ。うむ、よいかもしれない。

とはいえ、あまり雨雨されても辟易する。とっとと2度目の夏を味わわせてほしいところだ。昨日など冗談みたいな雨量でばっしゃばしゃに雨が降りまくっていた。見た瞬間に「あ、これ志村けんのトレンディ風のコントの雨の量だ」と思うほどに情緒のない降り方だったといえるだろう。

そこで思ったのだ。次の進化は傘なのではないかと。色々なものがIoT化される現代、傘を手に持って雨をよけるなどあまりに前時代的な行為なのではと。ボタンひとつでなんか膜のようなものが全身に展開されて雨粒を寄せ付けない装置とか発明されてもいいころなのではないだろうか。傘の代わりに頭の上にドローンみたいなものを飛ばしてドローンの裾からエアカーテンみたいなものをおろして雨を防ぐとかならなんとなく今の技術だけでもできそう。かさばりそうかなと思ったけど、傘をさして人混みを通り抜けることを考えればドローンのほうがいくらかすっきりしそうな気はする。混線とかして自分の雨よけドローンが勝手に他人のところについて行ってしまうというトラブルが起きそうだけど。でも見た目にはちょっと可愛いかもしれない。自分専用の雨よけドローンってもう気持ち的にはペットみたいなものと考えられるかもしれない。ルンバが可愛いと思う層には確実にささりそうだ。

雨が降っていると仕事にいく気持ちがごっそりと削がれる。そしてせっかく会社まで行っているのにお昼ご飯に出かける気持ちも持っていかれる。これはよくない。社会生活の中で最もよくない。お昼を食べてこその出社である。

昨日、一昨日はそんな中でも昼の間はなんとか雨に降られることを逃れ、さっさとお昼を済ませようかとしたところ、2日とも先輩から一緒に食事をと声をかけられた。別にいやということもないからお付き合いするのだけど、「何食べたい?」と聞かれたから「○○ってラーメン屋です」と答えたら「おれ的にあそこいまいちなんだよな」と1日目。2日目は僕が「カレー食べようと思ってました」と言ったら「おれ、昨日夕飯カレーだったんだよな」と。これたぶんカップルだったらひと揉めするやりとりだなと思ったけど従順そうな雰囲気がウリの僕としては甘んじて先輩の食べたいものを受け入れることとした。結果として2日ともラーメンに。先輩、その無軌道なラーメンぶりがそのお腹に…と言うのを我慢しようかと思ったがとりあえず言ってみたところ「やめらんねんだ〜」とストレートに怠惰な回答が清々しかった。従順そうなふりして言うことは言っちゃえとなんとかやっております。

そんなお接待ラーメン2連発を披露して本日はここまで。みなさまにおかれましてもよき連続ラーメンライフをお過ごし下れ。

あぶらすごくておなかこわしました。