選挙も終わり、その当選者について様々な意見が交わされている。直接誰かと話すということはないけれど、僕も僕なりに思うところはある。というよりもみんな同じことを思っているのではないかと思うのだけど、
「え?おニャン子当選したの?」
である。いや、それはまあそれなりに票が集まるということはあり得るだろうなと思っていたけれども、まさか当選してしまうとは。投票日前までの情報でもとてもではないが何か信念があるとかいうようには見受けられなかったし、そもそもなんでこのひとは立候補しているんだろうと謎だった。怒るとか呆れるとかそういう気持ちではなく、本当に単純に謎。まったく理解ができなかったのだ。
そんな御仁が当選。やはり謎でしかない。どういう層が投票をしたのか気になって仕方ないというのが正直なところだ。もしかして…もしかしてなんだけど、「あ、このひと知ってる」で票が集まったとかあるのだろうか。そんなことがあるのだとしたら皮肉でもなんでもなく本気で世も末かと感じる。
なんだかもうこの方が立候補する意味がわからなすぎて自民党が有権者相手にチキンレースでもやっているのではないかと邪推してしまった程だ。
「有権者、政策とかよくわかってないだろうから有名人立候補させれば入れちゃうんじゃない?」
「あー。それはあるかも。じゃあどのあたりいっちゃいますか」
「元おニャン子」
「いやー、いけるっしょ。おれはいけるほうに賭けるね」
てな具合に。当選してしまっているので本当に上記のようなやりとりしていたら笑いが止まらんだろうな。
そして選挙日、当選後の言動もなかなかにしてパンチがあった。あれも要約すると「今の所ひと前に出せるような代物じゃないんで勘弁して」ということになると思うんだけど、だとしたらなぜ擁立したのだとここでまた謎が発生する。謎が謎を呼びすぎだろう。密室殺人か。
これに関しては当然のように大バッシングが起きていたようで、それはそうでしょうね以外の感想が出てこなかった。擁護派の意見もあったというけれども、その意見は「テレビがオワコンだから」とか「なに出るのが当たり前とか思ってんの?」という意見でこれはご本人への擁護ではなく、ただのテレビ嫌い、マスコミ嫌いの意見でしかなかった。全体的にネガティブな意見が散見され、応援メッセージみたいなものが目に入ってこないのだけど本当に投票したひといたのか。まあ、ツイッターというかなり偏った世論なのであてにならないといえばそれはその通りなのだけど。
こんな調子だとこの先一挙手一投足をネガティブに受け取られて彼女自身が心を病んでしまったりしないかが心配になる。そうなったらなったで手のひらを返して「かわいそう…」という言い出す世論(ツイッター)なのだろうけど。はー、気持ち悪。
いっけね、意地の悪さ全開なってしまった。この件に関してはショナイにしといてな!ショナイ!
この手の話題を出したついでなので追加で書いておくと暴露系のひとの当選もこれまた謎だ。そもそもあのひと日本にいないんでしょ?それで当選しちゃうのもまたすごい。そして今日見かけた話によると「なんか帰ると危なかったり不安だったりするので議会出られない」みたいなことを言い出しているのだとか。え、そんなのありなんだと素直にたまげた。
こちらのひとに関してはかつてインターネッツの悪ふざけでアメリカのタイム誌の「今年の顔」に田代まさしが選ばれたのと同じ空気を感じなくもない。
いずれにせよ多少の変化球は通るようになってきたということなのかもしれない。考えようによってはこういった方々が「新しい風」になると思えなくもない。かなり前に当ブログにも書いたことがあるのだけど、オセロみたいに与党とそれ以外がひっくり返っているだけではなく、なにかそれ以外の要素があるといいのではというその「要素」になり得てくれたらいいかなと。あまり現実的ではないけど。
さ、こんな話ばかりしていても不毛なのでなんだか賑やかになってきたサボちゃんでみ見てやってくださいよ。サボテン育ててるって職場で言ったら「離婚近いんじゃないですか」って言われたけど全然そんなことないです!🌵