普遍と平熱

かつてけっこう本気バンドをやっていて、途中で透析が始まったひとの平熱くらいの温度感の話

食品添加物とタイマン張れる

透析患者でありながらジャンクフードが大好きであるというタブーを侵しながら日々生活している。マクドナルド最高。カレーヌードルこそ至高。

そんな僕からすると食品パッケージに「無添加」と表示があったところで「あ、そうなん?」くらいにしか思っていないのだけど、今般その食品添加物の不使用表示に関するガイドラインが策定され、今までに比べてそのルールが厳格化されたらしい。

これまでは原材料に添加物が使用されていたとしても、加工時に添加物を加えていなければ「無添加」の御旗を掲げられたらしく、逆に言えば定義の拡大解釈というか、ニュアンスの受け取り方で「無添加」であるということをセールスポイントとしていたとのことだ。実際のところは身体に良い悪いは別として添加物一切不使用ということではなかったということである。

それを「無添加!」(ばーん!)ではなく、〇〇不使用と表示することを義務化することによって、より成分表示を正確に表示していくというのだから純粋に健康的に無添加を求める消費者からしてみたら健康的な食品を選びやすくなるのではないかと思うのだ。

ただ、販売者側の言い分はわかる。あれこれ不使用だということを列挙するよりも「無添加」の一言で言い切る方がそれは訴求力もあるだろう。でもそれってめちゃくちゃ受動的な消費者に対しての対策であって、自分で情報をとりにきてるひとからしてみたらぼんやりしたこと言ってないで正直な成分表示のほうが好感が持たれると思うのだ。「無添加」と書いてあるから安心!という思考停止的なことを防げるようにもなるのだろうし。まあパッケージにいじったりとかのコストはバカにならないだろうけれども。

たぶんこういうことなんじゃないかなと思ってるんだけど違うかもしれない。

 

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いずれにせよ、あやふやな「無添加」表示はだめよとなる方向ではあるようだ。

ただ、一部の層は無添加の表示がおいそれと出来なくなる=添加物が使われまくるようになる!とむずがっているらしい。その理屈が理解できてない。添加物不使用の表示をできなくなったことでこれまで含まれていた添加物を表示する義務が生じるのであれば、今までの表示方法に疑いを持つべきである。改正後がより正に近い表示になるのだから。それどころか無添加と表示しないでもよいからといって添加物使いまくったら悪でしかない。そういう業者は最初から表現の穴を抜けて微妙な商品売ってたりしていると思う。

要はこういうのってリテラシーの話だと思うので、本当に健康的なものをチョイスしたいのであれば自分できちんと情報を調べてなにも疑わずに「無添加ですよー」といわれたものを鵜呑みにしないのがよいのではないかと思う。

そういった無添加食品に憧憬の念をいだきなごらバンバンジャンクフード食べてこうかと思います。今発売中のケンタッキーのレモンペッパーチキン、めちゃくちゃうまいからみんな食べた方がいいよ!がっつり添加してなんぼよ。

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