普遍と平熱

かつてけっこう本気バンドをやっていて、途中で透析が始まったひとの平熱くらいの温度感の話

説明書をよく読まないひとをどうこういえないおじさん

昨年秋に今の家に引っ越してからというもの、利用駅からの遠さはなかなかのものだ。これに関してつい最近まで「もっと駅から近いところを選ぶべきだったのでは…」と考えずにはいられなかったが、その考えは払拭された。

理由は気候だ。最近駅までの道中寒くない。すると駅までの道のりもウッキウキサイクリングロードになるのだ。問題は駅までの距離ではなく寒さであったということである。我ながら生き物として弱い。

寒くなさをありがたがりながら今日は出社をし、それなりに真面目に仕事をしていたところ、自分宛に荷物が届いたと言われる。

届くようなもんあったか?と訝しんで対応すると、本来お客さんが指定場所へ送ってもらうべき荷物が僕のところが送付先だと勘違いして送ってきてしまったらしい。案内時の案内状にきちんと送付先も書いてあるのになぜ…むしろ僕の勤務してるオフィスの所在地なんて1ミリも書かれてないし、調べる手間のほうがあったろうに。絶対に説明書とか読まないタイプのひとだな、このひと。そんですぐ「こいつぁダメだー」とか言っちゃうんだ。おれか。

ぶつくさ言っていても荷物は勝手に本来の送付先へワープしてくれたりしないので、発想作業を行うために総務のおじさんへお願いしに行くことにした。

総務室へ行くと見覚えのない強面のおじさんが良くも悪くもない愛想で対応してくれた。そして荷物を送りたい旨を伝えると荷物の状態について指摘を受ける。

「箱のなか、結構すきまがあってガタガタしちゃうでしょ?新聞紙なんかで埋めてもらえるかな?」

「がたがたしてるとねえ、宅配業者、持っていってくれないんですよ」

「ええ、逆に送れないんですよー」

え?逆にっつった?なんの?と思ったがとりあえずおじさんの言いつけを守ろうと荷物を持ち、自分のフロアまで戻ることにした。

しかし気になる。なんの逆だ。送れないの逆は送れるなのでその通りなのかもしれない。そうなると文脈として「逆に」というのが正しいものなのか。もやもやしながら再び荷物を持っていき、ミッションコンプリートとなった。逆に。そんなことをしながらのほぼ荷物を送っての午前となった。昔のロープレのゲーム開始直後のイベントみたいだったな。

最近食欲は安定しているものの、やはり食べ始めるまで自分がどれほどの量を望んでいるのかがわからない。そういうこともありテイクアウト、自席での昼食とする。今日のお昼はパーコー丼だ。

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台湾風とんかつという説明がなされているけれども、唐揚げ的だなといつも食べながら思う。そして台湾料理をいくつも食べたことがあるわけではないのだけど、だいたい八角の香りがする。よく「台湾料理は何食べてもおいしいよ」というフレーズを耳にするが、それは何を食べても八角的だよという意味合いなんだろうか。やはり台湾はいちどは行ってみたい場所だ。

お昼を食べ、午後なんの仕事をやっていたか全く覚えていないという驚異的な状況のまま帰宅。透析に至る。

ブログ書こうと思っていたらいつのまにか寝ていた。しかもかつてないほど深く。もそっと起きて書いてはみたものの、寝起きの文章感あふれる内容になってしまった。

1年後にこれを読み返して何もなかった日の苦し紛れのエントリーだなーとか思うのだろうな。逆に。