普遍と平熱

かつてけっこう本気バンドをやっていて、途中で透析が始まったひとの平熱くらいの温度感の話

手抜かりなく童貞力を垣間見せる

今日はきちんと暖かい日だったので、在宅勤務でありつつも昼食は外食とすることにした。コロナ対策を謳い家で仕事しておいて外で食事とはこれいかにと思いがちではあるが、半端な路線の半端な駅の平日昼間の飲食店は混雑とは無縁だ。基本方針には反していないと思われる。まあ、最近コロナだから在宅勤務してるのかっていうともうそれだけではなくなってる感はあるのだけど。

昼時によたよたと家を出ると、そこかしこにおめかした子供を連れた親子が発生していた。たぶん小学校の入学式があったのだろう。そういえば昨日職場の同じシマのひとの娘さんが今日入学式だって言ってたな。娘さんは中学進学らしけれど。

今日なんか良い気候なのであとで思い返したときや写真を見たときになんとなくほわんとした気持ちになりそうだ。地球パイセン、ナイスオプション。

サンオツで存在認知が固定されていそうな僕でも小学校へ入学した経験というのはあり、そのときも確か晴れてはいたような気がする。しかしあまり暖かくはなかったような。そもそも半ズボンだったんだよな。それをすごく嫌がっていたような記憶がある。シャツをピシッと着て、ブレザーを羽織って、そこに半ズボンってどういうことなの!?アンガスヤングなの!?と親にだる絡みしていたのだ。面倒なこだわりをもつ子どもだったのでピシッとした格好なら長ズボンでしょうがと訴えていたのだと思う。

その当時の親の年齢を超えた今ならわかる。当時親はたぶん僕の主張を否定はしないながらも聞く気もなく、いなしていたのだろうな。そういう感じのところあるし、僕もそういう人間に育った。親子って似るもんですね。

入学式自体の記憶というのはあまり覚えてないけれども、入学式あとに集合写真を撮ったのは覚えていて、撮り終わったあとに別に疲れてもいないのにのびをしたと記憶している。こういうひと段落つくところではそういうアクションをするものというイメージだけでのびをしたのだ。子どもってそういうところあるじゃないですか。でも、その意味のないのびで伸ばした腕で後列にいた全然知らない女の子スカートがめくれてしまって相当気まずい思いをしたのもまた覚えている。それで謝ったりなんかして二言、三言会話したらちょっとその子のこと好きになっちゃったりして、その頃から手抜かりなく童貞力をいかんなく発揮していた。

ちなみに冒頭の同じシマのひとの娘さんは遠地の学校の全寮制に入学するらしく、今日現地まで娘さんを送り届けて帰りはひとりで帰ってくるらしい。エモみばしった話を聞いてしまった。

 

そんなことを考えたり余計なことを考えたりしながら目当てのラーメン屋に到着するも、どうやら営業していない。よくよく見てみると「リバウンド警戒期間中は休業します」と張り紙がしてあった。え?なにそれ。知らんのだけど。適当なこと言って休んでるんじゃないのと調べてみたらきちんとそういう期間に設定されていた。適当なの自分でした。ていうか知らなかったことにちょっと引いちゃう。

まん防明けてそれでおしまいかと思っていたら次のが到来していたのか。でもまん防中は営業していたような気がするんだけどな…ま、よいかと次点くらいで考えていたお店に華麗なリカバリーをキメた。と、言いたいところだけれども「食べたいタイミングで食べたらおいしい味だなー」と思いながら食べていたのはここだけの話にしといてください。

コロナをただの風邪とはさすがに思えないけど、段々と弱毒化してインフルクラスになっていくのかなとぼんやり思っていたところはあるのでリバウンドなんとかはちょっと意外だったな。まあなんにせよ、それなりに機嫌よく楽しくやってきますが。

それでね、結局今日食べたラーメンの写真とかあげちゃうんですなー。実は3記事連続ラーメン写真となります。

たぶん入学式あととか親子でラーメン食べにいくでしょ。どさん子ラーメンとかくるまやラーメンとか。そういうのそういうの。全然思ってなくてもいったん飲み込んどきましょう。

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