普遍と平熱

かつてけっこう本気バンドをやっていて、途中で透析が始まったひとの平熱くらいの温度感の話

業務時間中に行くスーパー

幸運なことに在宅勤務ができる職種であるため、最近はほぼ会社へ出社していない。会社への出社は紙仕事の対応のためで、それが必要なくなればもっと会社に行っていないと思う。あとはご飯食べに行ってます。

今日も家で仕事だったのだけど、まあこれがエンジンのかからないこと。寝起きの悪さが尋常でなく、始業時間にはパソコン前にいながら半死半生の彼岸と此岸が曖昧な生物となっていた。なんならちょっと透けていただろう。

理由はわかっている。昨日飲みすぎたのだ。昨日は珍しく出社をし、外に出たついでに帰りにスーパーで買い物をしたのだけど、なんだか肉を食べたい気持ちが盛り上がりに盛り上がり、スライスされる前の牛タン、聞いたことはあるけどどこだかよくわかっていない牛の部位の肉を買い込んでおうち焼肉とあいなったのである。

これが飲みすぎずにいられるだろうか。答えは否!飲みすぎてこそのおうち焼肉である。僕はマナーを遵守しただけだ。悪くない。悪くないと言う主張をしたい。筋は少しも通っていなくとも、心の中ではやりすぎてしまったなと後悔していたとしても毅然とした態度くらいしたいのだ。言い切ることがバズると言う話なのでこういったケースにも適用されるであろう。でももう酒量は控える。辛い目にはあいたくないでやんす。すいやせん。

最終的に卑屈な関白宣言のような態度になってしまったが、本当に酒量は控えようと思ってます。もう何回目の減酒の誓いとなっているのか。今回こそは、と言う気持ちで今日もお酒を飲んでいきたい。戦場は多い方が全体としての勝率は上がっていくでしょうからな。

昨日の失敗を乗り越え、お昼寝ご飯に悩む。おそらくガッツリ系の食べ物は食べられないし、お店で食べても通常の量をお腹におさめられる自信もない。

こういうときに選び出されるのがお寿司である。ひと口のロットが少なく、自信のないお腹にも優しくおさまってくれる。小粋な江戸のファーストフード、お寿司。

これしかないという気持ちになりながらもお店まで行く元気はなかった。しかしお寿司のお腹になっていたのでどうしてもお寿司が食べたい。スーパーに買いに行くと言う結論にいたったのだが、ここでひとつひねりを加えたことが功を奏した。

ふだん休日にしかいかないスーパーに買い物に行ってみたのだ。仕事中に行く休日のみしかいかないスーパーは実に新鮮で、特別感があった。学生時代に文化祭の準備のために授業の時間であるにもかかわらず、学校オフィシャルで買い出しに出ている時のような気分である。そんなリア充っぽい学生時代に送ってないけどな。

そんな遅れてきた疑似リア充タイムを経てゲットしたお寿司。

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回転寿司だと当然のように食べたいものしか食べないのだけど、こういったセットで販売されているものはふだん食べないネタがあってこれもまた新鮮だ。貝とかアナゴって役者で言ったら温水さんでしょ?くらいにしか思ってなかったけど、食べたらやっぱりおいしい。温水さんは名バイプレイヤーなのだから当然だ。

お寿司を経て午後の仕事は軌道に乗らせることに成功した。ちょっとした面倒ごとも発生したが当日中に解決もしたし、ぶじ仕事を終えた。あとは透析が終わるのを待ってお酒を飲むだけだ。

ふつうのおじさんの日記になってしまったけど、自分のための備忘録ということにしとこう。常温くらいの日常こそ大切と思わなければ。