普遍と平熱

かつてけっこう本気バンドをやっていて、途中で透析が始まったひとの平熱くらいの温度感の話

OGKはおがくずの略ではなかった

どうにも気になっていることがある。

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これだ。

街中でめちゃくちゃよく見かける、自転車の後ろに装着するカゴだ。

「OGK」というロゴがある。たぶん製造元だろうなと思って調べてみたらやはりそうだった。この製品は「OGK技研」という会社が作っているそうだ。そこまではまあそうだろうなという範囲。

しかし僕が気にしているのはそこではない。OGKはなんの略なのかというところだ。

そう思うのには理由があって、このOGKの三文字を見るたびにいつも僕は心の中で「OGaKuzu(おがくず)か…」と思っていたのだ。でもさすがにそれはないだろうと思いついに今日製造元のWebサイトを確認しにいった。

そうしたらロゴの説明はすぐ見つかったけれど、OGKがなんの略なのかはなかなか見つからなかった。あれこれみているうち、ロゴの説明の一文に「ものづくりの視点を変えるGとKの間にあるオンリーワン」という文言が。

GとKの間…?HIJ…?ひじ?

ひじもまあオンリーワンだな。それぞれの個性が出る場所ではある。そういうことを言っているのだろうなと解釈し、サイト内捜索を続けた。

サイト内をうろうろしているうちに社史沿革のページを発見したので喜び勇んで入場。新しい年代から掘り下げて読んでいくようなつくりになっていた。じらすじゃないか。もしかして僕が思うようにみんなOGKがなんの略なのか気になって見に来てるからページのつくりもそれにあわせたりしてるのか。サービスの行き届いたエンターテイナーだ。

しかしなかなかOGKとなった時代にたどり着けない。というか会社自体めちゃくちゃ歴史ある会社がだったのだなという知ろうとしなければ知ることのできない情報をひとつ入手できた。

大阪にある会社らしいのでOsaka Gijutsu Kenkyujoだったりするのかなと思いはじめていたそのとき。

1940年代「大阪グリップ化工設立」の文字が。

Osaka Grip Kakou…なのか…?化工だとchemicalなのでOGCになるのではと思ってみたが、GとCが続くとまぎらわしいので日本語読みのKとしたとかはありえるかもしれない。ナンバープレートもとっさに読むのにまぎらわしいひらがなは省いているというし。

そうなるとOsaka Gijutsu Kenkyujoもあながち大はずれでもなかったのかな。なんだか先に考えすぎて期待値を上げすぎてしまっていたようだ。ひとまずおがくずではなかったな。当たり前だけど。

いつかお世話になるかもしれないOGKさんに向かって敬礼しとこ。

敬礼!

はい、ひと敬礼したとことで、同じようにずっとなんの略なのかと思っていたものがある。

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NMRパイプテクター。

しかしこれに関しては僕の中でもう答えに行き着いている。勝手に。

用途から考えても「NMR」は絶対に「ヌメリ」だろう。駅の広告とかに大々的にヌメリとか書いちゃうのもどうかということで気を使った結果なのではとふんでいる。昔、飲食店勤務のひとが勤務中トイレにいくときに「横浜いってきまーす」などと符丁で伝えるのと一緒だ。ちなみに横浜は市外局番が045なのでおしっこと読ませることでこのワードが生まれたらしい。メディアでめちゃくちゃ紹介していて子供の頃の僕が知っていたくらいなので全然使えなくなっていったのだろうけれども。

ちなみにNMRについては調べにいっていない。ヌメリじゃないと知ってしまったらなんだかちょっといやだから。ヌメリであって欲しい。むしろヌメリであるべきである。ヌメリ原理主義だ。

もしヌメリじゃないよっていう情報をお持ちの方がいたら本当にこっそり、気づくか気づかない程度な感じで教えてください。