普遍と平熱

かつてけっこう本気バンドをやっていて、途中で透析が始まったひとの平熱くらいの温度感の話

臨機応変に行き当たりばったり

昨日はまた特になにもない有給の日であった。当初、少し前に行った上京したての町のラーメンを食べに行こうかなとぼんやり考えていたのだけど、休みの前日に天啓を得た。

そうだ、北千住に行くべきなのだ、と。

以前上記の町、久米川のラーメン和というお店に食べに行き、似たラーメンがあるということをこのブログでも書いたのだけど、そこに行くべきなのだという強い思いがむくむくと湧き上がってくるのを感じた。

こういう行き当たりばったりなのって久しぶりだ。でもそのほうがわくわくしたりもする。

 

そして迎えた当日、いつも仕事をするのとそう変わらない時間に起き、妻を見送り家のことを適宜済ませて午前中には家を出た。

電車を乗り継ぎ到着した北千住。天の導きによりたどり着いたラーメンがこちら。

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ちなみに似ていると言った久米川のラーメンはこれ。

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見た目も似てるかと思っていたのだけど、こうして比べるとそうでもないな。

ラーメン屋の名前は翔竜。てっきりとんこつ醤油だと思っていたのだけど、塩とんこつの背脂多めという感じのラーメンだった。でも不思議と味は久米川のラーメン和にやはり似ていた。あまり他にない不思議とんこつ。

和よりもう少し優しめの味に感じたのは体調もあるのかもしれないけれど、昨今の暴力的なまでの塩気と旨味で攻めてくるラーメンとは一線を画す一品であるといえることは間違いない。10年以上ぶりに食べたのだけど、期待を裏切らない味であった。

この日、一番のポイントとしては積極的に外食をし、なおかつ麺少なめなどというオーダーもせず、苦しくなるどころかベストな量をベストな体調で食べきれたというところだ。

ここ最近、外食そのものに及び腰で、いざ行っても食べ切れるか不安なので減量してオーダーすることが多かった。

それがなんと昨日はなんの不安もなく!

とかあんまり大げさに言いすぎると深夜の健康グッズ通販みたいな感じになってしまうけど、理由はただひとつ、シンプルにお酒を飲んでなかったのだ。しかも2日間くらい。

これだけでここまで違うかというくらいに思うように食事ができる。ここのところ飲み過ぎた次の日や、連日飲んでいる日の昼間など、食事をしたあとに胸のあたりからおなかにかけて苦しいというかなんというか表現しづらい苦しさがあったのだけど、あれってもしかしていわゆる「胃が重い」というやつだったんだろうか。

自分に起こるということを1ミリも考えたことがなかったので概念すらなかった。でも飲酒を控えてそのその感覚がなくなるというのは古から伝え聞く胃の重さであってもおかしくはない。こう書いておいてまだちょっと信じたくない部分はある。

しかしかまあお酒を数日抜くだけでこんなに快調になっちゃうってみなさんしってました?僕はしらなんだ。もう一周まわってライフハックとすらいえるかもしれない。人生経験ですね。

 

ラーメンのくだりで感動し過ぎたフシはあるが、ラーメン食べてはい終わりというのもせっかくの休みとしては寂しさを感じたので、ラーメン前後に北千住の街を街ぶらすることにした。

北千住はけっこう栄えていて飲み屋も多く、ラーメン屋も多い。気のせいかもしれないけど、こってり系のラーメン屋が多かった気がするな。

そのほか、こういった

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モラルについて啓蒙する区からの掲示物がちらほら見られて自分が今いる地が普段の生活圏とは異なる文化であるのだなと再認識した。

そして街を歩いている最中、区の防災無線でガス点検を装った強盗が発生しているのでドアを開ける際ににはドアチェーンをかけて対応を、と注意がうながされていた。

 

うむ、帰ろう。

 

そそくさと帰路につき、妻が帰ってくる前に食事の用意をした。今年初のさんまがおいしかったけど、値段を聞いたらびっくりの値段だった。今年さんま高いんすね。

そしてなんと昨日も飲酒せずに1日を終えた。おかげで今日もごはんがおいしい。

 

とはいえ…

そろそろお酒がのみたいきもしますなあ…チラ

 

なんでもないんす。本日はこれにておひらき!