普遍と平熱

かつてけっこう本気バンドをやっていて、途中で透析が始まったひとの平熱くらいの温度感の話

通勤アドベンチャー

昨日は出社、今日は在宅での勤務であった。

出社時と在宅時での業務内容の向き不向きもつかめてきた。といっても概ね在宅勤務で対応可だなというのがここ数ヶ月での感想だ。

もうこうなってくると出社も気分転換のようなものだなと感じる。お昼ご飯を食べに行ってるようなものである。

昨日の出勤時、電車の中でめちゃくちゃイキった感じのサラリーマンがシャツの第二ボタンまではずしてがばーっと股を広げて座席に座っていたのでまじまじと見てしまった。

第二ボタンまで開ける理由ってなんだろうか。暑いから?でも昨日の朝はそんなに暑くもなかったからそれが理由ではないような気がする。考えてみればイキリーマンは社員証を首からかけていた。まだ電車なのに。あの感じ、たぶん家を出る時点から社員証ぶらさげているのだろうな。

そういったことを考えると忘れちゃわないように家を出る時点で社員証の準備はばっちりにしておいたということなのかもしれない。その感じって水泳の授業がある日に家から海パンはいていってしまう感じと一緒だろうか。準備万端、気合ばっちりだ。

逆説的に件のシャツの第二ボタンは閉め忘れちゃったという線も考えられる。社員証を忘れないように入念に準備するということに意識を持ってかれすぎてシャツのボタンを閉めるのを忘れてしまうのだ。なかなかかわいいとこあるじゃねえか。

そんなイキリーマン観察を経て会社の最寄駅へ到着し、通勤路を歩いていると、前ほどの頻度ではないにしろ、道の端などに昨晩の宴の残骸、有り体に言えば吐瀉物があったりする。

これは前から思っていたことなのだけど、その吐きかまされたものをみて、汚いとか何よりもまず「多くない?」と思ってしまうのだ。そんなでる?自分と照らし合わせるからそう思ってしまうだけで一般的にはあんなもんなんだろうか。この他人と自分の違いを深く考えてしまうのってちょっと思春期っぽいな。自我が芽生えきってないのかもしれない。人生いつまでだってモラトリアムだ。知らんけど。

仕事についてはなんだかばたばたと暴れ回っただけでいまいちはかどらずであった。負け試合だ。

昨日はなんだか少しいつもより酒量が多かった気がする。少し気をつけなければ。

 

明けて本日。妻がまだ出社の準備をしているうちから勤務開始。でもなんだかお酒が残っている感じがあったのでゆっくりとエンジンをかけることにする。出勤時間がないのは基本的にメリットではあるのだけど、出勤しているうちに酒が抜けるということもあったりするのでその点でいえばデメリットとも言えるのかもしれない。そもそも酒量を調整しろという話ではあるのだけれど。

ふがふがと仕事をこなし、お昼ごはんの時間。今日は昨日のうちにセブンイレブンで生麺(自分でゆでるやつ)の油そばを買っておいたのだ。家で食べられるということを考えたら十分すぎるくらいにクオリティが高くうまい。

が、疲れた胃腸には少し重かったらしく、食べている途中で疲れてしまった。そしてまだ昼休憩の範囲内だし、少し横になろうとソファに横になった。

正直に言おう。普通に寝てた。

時間でいうと大した時間ではないのだけど、普通に寝ていたことにびっくりしてしまった。

しかも寝ている間に上司から電話がかかってきていたのでなおさら焦った。秒で折り返せばいいのにとりあえず一服してから折り返すことにした。こういうときというのはこういうもんですよな。

結果、そんなに重要な用事でもなかったので胸を撫で下ろし午後の業務に勤しんだ。

 

明日は旧友と以前に住んでいた駅周辺ツアーを予定している。お互い10年以上住んだ街だ。いや、街というより町っぽい。そんなところだけどやっぱり愛着はあるので楽しみである。

 

たぶんほとんど変わってないのだろうな。