普遍と平熱

かつてけっこう本気バンドをやっていて、途中で透析が始まったひとの平熱くらいの温度感の話

Uber eatsとうまく向き合いたい

Uber eats、素晴らしいサービスだと思う。出不精な僕にはもってこいなのだけど、実はほとんど利用したことがない。というか1度しかない。その1度というのはまだ3月の冷える時期、そのうえ雨で夜の利用だった。

どうしてもバーガーキングが食べたくなり、こりゃもうたまらんという状態になったのでえいやとオーダーをしてみたのだが、配達員さんが到着し、品物を受け取るときに当然びしょ濡れで身体も冷え切っているというのが見て取れた。

なんだか申し訳ない気持ちになり、それ以来利用を躊躇してしまっている。特に悪天候のときなどは。でもそれが仕事なのだし、たぶん歩合でお賃金もらっているのだから、悪天候でも出勤としている方々は割り切って配達に勤しんでいるのかもしれない。と、自分にとって都合の良いように考えることにしてまた今度バーガーキングタイムを満喫したい。あったかくなってきたしね、こちらの罪悪感は以前よりほんの少し軽減もされる。

そもそも、そんなこと気にする必要ないのでは、というのが大半のひとの意見だろうし、昨今の状況で配達員を明らかに多く見かけるようになったことから鑑みるにみんなばんばんオーダーしているのだろうな。

僕はいらんところに変に気をつかってしまうというか、要は小心者の気にしいなのだ。例えば飲食店で水がセルフでないと一瞬身構える。店員さんが定期的に巡回してくれるようなお店ならよいのだけど、呼ばないと水を入れてくれないシステムに遭遇した場合、店員さんが忙しそうにしているとなかなか声をかけられずもじもじしてしまう。なので水セルフとかめちゃめちゃ安心感がある。喉の渇きの解放区と言っても過言ではない。ドリンクバーに至ってはお湿りにおいての桃源郷である。

上記をUber eatsにあてはめると店頭までいってテイクアウトしてこいよという話になってしまいそうだがそこは距離の問題があるので強い怠け心と少しの図々しさを以って鼻息荒くオーダーしたい所存。

Uber eatsといえばあの銘がプリントされた大きなデリバリーバッグが特徴的だが、今日お昼ご飯を買いに出かけたら歩きであのバッグを背負っているひとがいた。徒歩、ありなんだ。まあ業務を遂行できるのなら本人のよいようにやればよいのかもしれないけれど、あまりみない光景だったのでひとしきり徒歩での配達人の意図について思いを巡らせた。可能性として個人的に使っている配達とか関係ないバッグである線も捨てきれないところに味わい深さも感じるのだった。あのバッグ大きいからたくさんものが入りそうだものな。どこで手に入れるのかは知らないけれど。というか僕入れるんじゃないかな、あのバッグの中に。完全に絵面としては姥捨山だろうな。

今年のハロウィンは妻にお願いして姥捨山のコスプレにしようと思います。捨てられるのは翁だけれど。