普遍と平熱

かつてけっこう本気バンドをやっていて、途中で透析が始まったひとの平熱くらいの温度感の話

二郎系意見

一種のブームなのだと思う。ムーブメントというよりは。なにがといえば政治的発言に関して。別に斜に構えようとかそういうことでなく、単純に最近のSNSの雰囲気を見てそう思ったのだ。

経緯はともかく、政治に目を向けるのは良いことなのだろうと思う。そういう僕も世間が騒がしいのでやはり気になって調べてみたりする。いろいろな意見があるので両方の意見を見て実際のところどうなんだろうと自分の中での結論を出せるのが理想だ。

なのだけれど、こういう話ってなぜだかすごい極論になってたり、その勢いが故になのか、過不足なくちょうどよい情報が出てというのは稀だ。振り切っていてピーキーな意見の方がまあそれは印象付けをしやすいのはたしかなのだろう。味のめちゃくちゃ濃いラーメンのようだ。3口めくらいまではすごい美味しく感じるのだけど、疲れて全部食べきれなかったりする。二郎系意見。

政治的発言を好むひとというのはマスコミのことを嫌っているイメージ(偏見)があるのだけど、発言内容の偏りや過激さでいうと他メディアとそんなに大差ないのではないかという発言も散見される。というかやはりそういう発言が目立つから多いように感じるのかもしれない。そういう意味では味濃い系意見はやはり人気なのか。

あとはコロナによる現在の状況も追い風となっているのだろうな。平時であればみんなもっと自分のやりたいことに意識が向いているからここまでピンポイントで政治的情報を収集することもなかったかもしれない。それを考えるとなんでまたこういう時期にやり玉にあげられそうな法改正案などを出してきているのかが謎だ。コロナのとざくさにまぎれて、なんて言われているけれど、実はやり玉にあがってある案もカモフラージュでもっとビッグな案件が裏に隠れているのでは、などとまで思ってしまう。THE・陰謀論

前にも書いたのだけど、与党だの野党だのという話じゃなく、根本的に変化させていかないといけない時期なのかもしれない。世襲制の良さはもちろんあるだろうけど、何十年も前の考え方を脈々と受け継いだ世間一般と触れ合うことが少なかったようなひとと今の時代、一般社会で生きるひととでは思考に乖離がありすぎるのではないか。と、ふと思った。実際のところどれほどの割合が世襲議員なのかとか全然知らないのだけど。

とはいえ、選挙は行くべきだよねー、という空気が高まって、投票率があがったりしたら本当に色々変わっていくかもしれない。そういうのってよいなと思う。

どこだかで白票でもいいので意思表示しよう!というのを見かけて、そうか、それもそうだなと思って少し調べたところ、白票は与党への白紙委任という意思表示となるらしい。なんだ、その図々しい考え方。思いっきり白紙で出してるのになぜそうなるんだ。告白したら「ありがとう」だけ返事があって断られてはない、ワンチャンある?とか考えてるのと変わらんじゃないか。思い切り断られてるわ。

白票でも投票するのが大事、というような意見もあるにはあるようだし、票として反映されることこそに意味があるという側面もあるようだ。そのあたりもう少しわかりやすく説明とかあると投票率ってあがったりするものなんだろうか。

 

と、まあやっぱり世間で話題になっていることというのは気になるのでこの手の話題に触れてみました。

もし、この先捕物とかに発展していったら2020年本当にどうかしてる年だなと思う。

誰か地下奥深くで円になって世界を呪いまくってるとしか思えない。