普遍と平熱

かつてけっこう本気バンドをやっていて、途中で透析が始まったひとの平熱くらいの温度感の話

そっちがこないならこっちから行く

ここ最近の世間の情勢はなにやら不穏なものを感じる。よくクーデターとかおこらないなと思う。別に僕はそうしたいと思っているわけではないのだけど、過激な意見も目立つし、というか、過激だから目立っているように見えているのかはともかく、打倒政府!みたいなこと言ってるのはちょこちょこ見かけるのだけどな。

あくまでも匿名性の高いSNSでイキってそういうことを言っているだけなんだろうか。まあ平和に解決させることができるならそれに越したことはない。

この間の選挙の件、他にも色々あるけれど、インターネットで話題になり盛り上がりを見せている意見と結果として出てくるものって相当な乖離があるのだなと毎回思う。

結局それってテレビというメディアに情報入手の手段を委ねているひとが圧倒的に多いということなのだろう。テレビで繰り返し流れるテレビ側の考えを見ているうちに、それが自分の考えであるかのようになっていくのだと思う。

結果、僕などはえ?まじで?なんで?と思う結果になっていることも少なくない。皆さん本当に自分で考えて判断した上でその答え出してる?と本気で聞いてみたいと思うこともしばしばある。

そしてインターネットなどを介して、または街中でのインタビュー、専門家への取材等でかなり的を得ている意見が出ることもおそらく少なくないとは思うのだけど、テレビ側は「筋書き通りの答え」を求めているので回答内容を切り貼りして「欲しかった意見」として放送する。

そういうものはもう既存のテレビ局で改善される見込みはないのではないかなと思う。

そこで、今の時代に合わせた新しいテレビ局を開設するのだ。ネットで番組を作成したりしている例もあるけれど、それはあくまでインターネットユーザーまでにしか届かない。

言ってしまえばネットに疎い高齢者などに届けるため、あえてテレビの番組として取り組む。

ネットで物事の矛盾点の指摘や、考察というものは日々行われている。そういうものを地上波として放送する。

向こうが来ないならこっちから行く、ネットでどれだけ盛り上がっても届かなければいけない層に届かなければただのマイノリティだ。マジョリティに合わせた形で情報提供すれば全体的な考え方は均されるのではと考えた。

もちろんネットの情報は玉石混交だし、平気でデマを流すひともいるので情報の精査は必要だし苦労することが予想されるけれど、テレビで言ってるからそうなんだーの層にぴりりときいた情報を届けるには有効な手段ではないかと思う。

 

と、思ったことをそのまま書いてみたわけだけれど、新規開局とか現実的に難しいのだろうな。いろいろなしがらみもあるのだろうし。もしかしたら法令関係もなにかあるかもしれない。

 

でも、実現したら世間の流れってかなり変わると思う。

油田とかもってるアラブ人たぶらかして実行してくれるひといないかな。(自分はやらない)

 

それにしても今の世間の状況って色々かわっていかないといけない状況だと思う。なんだか急進的な思想になりがちだ。

きっと時代の分岐点なのだろう。