普遍と平熱

かつてけっこう本気バンドをやっていて、途中で透析が始まったひとの平熱くらいの温度感の話

蓄えと放出

出先でスマホの充電が少なくなると不安で仕方ない。なにしろ連絡手段がスマホしかないので電話もその他連絡もとれなくなってしまうということで孤立無縁になってしまう気がするからだ。

とは思ってみたものの、このような心理状況というのはここ20年くらいのものなのだなと気付く。携帯電話が普及する前にはなかった心境であるので。

依存とも違う生活必需品、もはやインフラとすら言えるものになったのだろう、こういったツールというのは。

しかし、充電少ないと不安問題は現代だからこそというのはあるけれど、備えが足りなくて不安という意味では飲食物の備蓄に置き換えれば昔からある話だろう。まあ今ももちろんあるのだけど。しかも飲食物の備蓄が底をつくのは不安どころか死に直結するので深刻だ。

スマホの充電が少ないくらいで不安になっている場合ではないな。いや、スマホで食べ物のオーダーも出来るけどな。そう考えれば充電は潤沢であることが望ましい。

スマホ等のここまで普及で便利に慣れすぎているという自覚はあるのかないのかわからないけれど、冷蔵庫なども当時はセンセーショナルな製品であったのだろうなと想像する。

今やあって当たり前。問題の食料の備蓄もばっちりだ。とはいえ、自分の周りだけかもしれないけれど、スマホは持っていても冷蔵庫は持っていないひとはちらほらいる。テレビについてはもっと持ってないひとが多い。

僕はゲームがやりたいという理由でテレビはもっているけど、そうじゃなきゃ特にテレビを持っていたいとも思わないかもしれないな。

話がずれにずれたけど、昔にはなかった心境というのが新しく生まれてくるということもあるのだな。

携帯できる連絡手段がなかった頃も生きているけど、待ち合わせってあらかじめ時間、場所を決めて現地で集合するしかなかったなんて今では考えられない。しかもその待ち合わせの遅刻の常習だったなんてもっと考えられない。

というか遅刻したとき待っててもらうことがほとんどだったと思うけど、後で合流したこともあったと思うのだ。あのときってどうやって合流していたのだろう。

それが出来てるのもなんだかすごい。当時のセオリーみたいなものとかあったかな。全然思い出せない。

 

遅刻癖も治って…と、締めようと思ったけど今でも結構遅刻するな。

LINEとかであやまりたおすな。

やっぱりスマホの充電が少ないのは不安だ。