普遍と平熱

かつてけっこう本気バンドをやっていて、途中で透析が始まったひとの平熱くらいの温度感の話

思うゆえに

会社の先輩と飲みに行った。突然のお誘いだったけれど、誘ってもらえるのは嬉しい。

どうも自分から飲みに誘うというのが苦手で、待ちの姿勢になってしまう。

誘って断られるのが嫌だからというふぬけた理由なのだけど。

数少ない仲のよい友人であればそこまで気にせずに誘えるのだけど、微妙な距離感のひとというのはなかなか難しい。

そこそこ仲はよいはずだけど、一歩踏み込まないみたいな。会社のひとというのもそれくらいの距離感なのかもしれない。むしろそのくらいの距離感がよいのかもしれないけれど。

 

先輩は最近ちょっと仕事に疲れているというか、会社の方針が合わないらしい。話を聞けばそれも納得のいく話ではある。

配属の部が嫌とか、業務内容が嫌とかではなく、会社の感じが嫌だと言っていた。

これ、恋人だったらもう別れてるレベルの話だなと感じた。

なおらない癖が嫌とか、部屋が汚いのが嫌ということではなく、もうなんかこのひと嫌だなということだ。やはり別れるレベルだ。むしろ絶縁するようなレベルとも思える。

色々事情はあるのだろうから即やめるというわけにはいかないのだろうけど、あんまり我慢しないほうがよいですよ、とは言っておいた。

 

そしてこの先輩、かなり僕とはキャラが違うみたいだ。昨日の話だと業務内容についても正反対の好みであるということがわかったし、なにより驚いたのが上司の好みについてだった。

僕は今の上司は結構好きで、前の上司は苦手を通り越して最近ちょっと嫌いかもくらいになってきているのだけど、先輩の評価は逆だった。

そういうのってやはりひとそれぞれなのだなと感心するばかりである。

でもきっと先輩もその上司の配下からはずれたら僕と同じように接されて、僕と同じような気持ちになるかもしれない。

そうなったとしたら、同じ気持ちになった先輩がどうとかいうよりも、その上司が人間的に大丈夫なのかという話になる。

でもありそうだ。

 

苦手なひとでも嫌いなひとでも、挨拶とかそういう最低限の部分まで出来なくなってしまうってちょっとひどい。

と、ここまで書いて思い出した。

僕もそんなことしたことあった。全然ダメだ。

人間的に成長していきたいなということでいいですか。

そうですよね。

それではまた。