普遍と平熱

かつてけっこう本気バンドをやっていて、途中で透析が始まったひとの平熱くらいの温度感の話

ポジティブの裏側

また二日酔いで目覚めてしまった。

なんだか水曜日は毎週二日酔いだ。火曜日に飲みに行く傾向がある。そして来週も火曜日は飲みに行く予定だ。二日酔い確定だ。

飲みすぎないという選択肢はないのか。そう、ないのだ。

たた二日酔いに立ち向かっていくのみ。

酒のみとはそういうものであろう。

 

お酒を飲むと大概陽気になるのだけど、なんというべきか、底抜けに明るくとか、ポジティブにとかそういったところとは離れた位置にいるように思う。

ではどうなのかと考えてみると、テンションは高めだけれど、話題としてはウエット、ギリギリの不謹慎ネタなどが増えるのかもしれない。

そもそも、底抜けにポジティブというのがどうにも好きになれない。なぜなんだろう。

100%前向きです!みたいな主張を見かけるとなんだかゾワゾワするのだ。無意識に構えている自分がいる。

そんな人間いるわけないだろうと思っているからなのかもしれない。

僕はそこまでネガティブな方でもないとは思っているけれど、完全なるポジティブな思考にはどうしてもなれない。そういう部分を他人にも重ねているからポジティブを受け入れられないのだろうか。

なんだろう、胡散臭いというか。そういうものを感じてしまう。何事にも裏はあるものだ。その裏をなかったことのように表側ばかり主張しようとしているように見えるのも原因のひとつかもしれない。

ただ、やはりそういったポジティブさを好むひとというのも多くいるようだ。そういったひとたちは裏側とかそういうものを考えずに素直にポジティブを受け入れているのだろうか。それとも裏側はあるもの、と割りきった上でポジティブのうわずみもまたおつなものとしているのか。

だとしたら、僕のスタンスは不粋だ。

 

世間とは、世論とはみたいな話をしてしまうというのはなんだか中二っぽさのあることだなあと思いつつも、世の中に大事なのは中二っぽさであろうとも思っているので一生進級しないで生きていけるのならそうしていきたい。