普遍と平熱

かつてけっこう本気バンドをやっていて、途中で透析が始まったひとの平熱くらいの温度感の話

井の中の蛙のおむずがりテレワーク

3週間ほどぶりの出社であった。なんとなく嫌だなあと思っていた出勤時間も一度出かけてしまえばするっと済む話である。

今日は所属のグループでのミーティングがあるということでメンバー勢揃いであった。というか、僕が週一回しか出社しないからそれに合わせてもらった格好ではあるのだけれど。

仕事に関していえば思いのほかはかどらず、不完全燃焼。しかし昼ごはんにラーメンを食べられたのでトータルではプラスだ。我ながらちょろい人間だ。

明日からまた在宅勤務というオアシスに帰ることとなる。「帰る」とか言っている時点でもう普通に出社して仕事する気が薄い。

在高勤務中、先輩から頻繁にLINEがはいり、その内容が大抵愚痴、会社、同僚、上司をくさす内容なので正直なところかなりキツい。キツいというかもうイタい。一応グループラインに送られてきているのでメンバーである定年派遣のおじさんに返事を任せて大抵は既読スルーしている。

そしたらこの間電話がかかってきて、参加しろよーなどとのたまっていたが、必要がありそうなら参加しますねと冗談っぽく返しておいた。電話で会話というかたちだと多少はキツめのことも愛想よく言えば冗談として通じるものだ。超絶真顔で本心だったわけだけれど。

しかも先輩、どうも在宅勤務の時はほぼ酒を飲みながら仕事をしているらしく、14:00〜15:00くらいにはよい具合に出来上がっているようでその時間帯におむずがりラインが入る。よくよく考えてみればサラリーマンが酔ってクダを巻いている内容そのものなので、状況から考えればサラリーマンとしてのテンプレートではある。仕事中ということを除けば。

先輩は在宅勤務をサボりの温床としか思っていないように見受けられるがいったいどれほど仕事をしているのだろうか。PCの稼働ログとか見られるだろうし、やらなきゃ仕事はたまるしで、サボりまくってたら確実にバレると思うのだけどな。

少し前、上記のメンバーとオンライン飲みをしているときに在宅勤務の是非について話したことがある。僕は当然在宅勤務推奨派で、もはやテレワーク原理主義といえるほどに強く在宅勤務を求めていると主張した。当然のことながら成果主義になってくるだろうが、それがまた自分にとってはプラスであるとも。

そしたらなんと先輩がそこに乗っかってきた。成果主義になら自信あるよ!と。え?マジで?さっきまでサボり倒して酒飲みながら仕事出来るっていいわーと言ってたひとが?困惑したので自分のなかの「成果」という言葉の意味を確認し直した。認識は間違ってなかったので先輩のいう成果とはどこか違う国の言語なのだろう。「Ceyka」と書いてタミル語で「お願いします」という意味らしい。そっちね、そっちならまあなんとなく納得できるな。などとタミルがどこなのかもわからずに納得することとした。

僕はお酒を飲むと著しくパフォーマンスの下がる人間なので飲酒しながら仕事など到底できないけれど、世の中飲酒後の方がパフォーマンスあがるというひともいるのだろうな。先輩については上記の通りだが。

 

こういう身近なケースだけでなく、今回のコロナ禍で見えてきた人柄はわりとあるものだ。

柔軟に、かつ要領良くこの災禍を乗り越えていきたいところである。

なんか話題的にただの愚痴になってしまったな。ま、たまにゃこんなこともありますわな。次回は明るいネタで。