普遍と平熱

かつてけっこう本気バンドをやっていて、途中で透析が始まったひとの平熱くらいの温度感の話

胃カメラ中の見た目って変態プレイっぽさがある

最近うっすらと胃が痛い。痛くてやってられないというほどの痛みではなく、「ん?なんか違和感が・・・ってこれ胃の痛みか!」というくらいの規模の痛みである。

ふだんであればこのくらいの症状あまり気にせずやり過ごしてしまうのだが、血液検査の結果でCRP(炎症反応)の値が異常値を叩き出していたため一応病院に行くことにした。今書いてて思ったけど、透析の病院は「病院に行く」にカウントしていないことに気づいた。がっつり病院だというのに慣れって怖いですね。

ちなみにその炎症反応の値なのだけど、0.3あたりまでが正常値のところ、6とかそれくらいまで上がっていた。わかりにくいかもしれないけれどもこれってまあまあの値なのだ。インフルエンザにかかって高熱を出してもそこまで上がらないものだと透析の病院のお医者さんは言っていた。

そんなまあまあの数字だというのにそれらしい症状がほぼない。強いて言うなら冒頭に述べた胃の痛みくらいだ。でも多分これが原因じゃないような気がしている。それを確かめるためにもやはり病院に行くべきだと重い腰をあげたのだった。

珍しく真面目体調と向き合って週明けに近所の総合病院へと向かったのだけど、週明けの病院は混雑する。予約があったわけでもないのでかなりの待ち時間が予想された。病院で待たされることに関しては相当に訓練されているので問題なしだ。

小1時間が経過。事務のひとがやってきてこう言われた。

「今日は予約がいっぱいなのと、いい感じの先生がいないから改めて予約するのをお勧めします。」

ざっくりいうとこんな感じ。もちろんもう少し丁寧だったけれども。とにかく診察を受けることは難しいらしい。まあ、確固たる意志をもって受診しにきたわけでもないしいいかなとあっさりと引き下がって予約をとった。このことを透析の病院のお医者さんに言ったら「わざわざきたひとを返すってすごいですね。そんなことあるんだ・・・」とちょっと引いていた。お医者さん、変なひと多いからその辺りいろんな考え方がありそうだな。

結局明日(木曜)に予約を入れた。もう少し先の日付も提示されたのだけど、胃の痛みがなんだかだんだん治まりつつあるので先にするともう全然痛く無くなって病院からしてみたら「なにしにきたん?」みたいなことになりかねない。互いの時間を有効活用するためにもここはひとつ早めの受診をしておこう。鉄は熱いうちに打て的なところで言うと胃は痛いうちに診ろだ。ちょっと何言ってるかわかなんないですかね。

きちんと診てもらうということになったらCTスキャン胃カメラコースになるかもしれない。CTはまあよいのだけど、胃カメラ・・・!!胃カメラが本当にいやで仕方がない。どれほどいやかといえば、リスケの理由を友達の親戚の叔母の葬儀に出ますのでスケジュール的にちょっと無理ですねと言い放ってしまいそうなくらいにはいやだ。

だいたいにしてあれ、ほぼ変態プレイじゃないですか。強制的に口を開ける器具をつけて口から管を入れてめちゃくちゃえづかせてそれでもその手を止めることなく責め続ける。最終的にもうよだれまみれですからね。絶対にひとに見られたくない姿だ。あの瞬間だけ恥辱と凌辱の世界の住人となる。最近はスコープを鼻から通すという手法もあるらしいのだけど、僕は鼻が小さいのでそれが無理だった。なので毎回変態プレイギリギリの仕打ちを受けなければばらない。今度の胃カメラもおそらくそうなるのだろう。新たな地で恥辱の洗礼を受けるのだ。

まあ・・・考えようによっちゃご褒美みたいなもんですか。ってそんなことは絶対になく、辛いだけなのでなるべく胃カメラというワードを避けた診察を受けられるようにしよう。

ちなみに病院に行った日の昼食がこれだ。

f:id:takian2000:20220615190916j:image

すた丼。

1ミリも胃に気を遣ってない食事をとっておきながら健康を気にしたっていいじゃない。それではみなさまもよき胃腸責め苦ライフをお過ごしください。