普遍と平熱

かつてけっこう本気バンドをやっていて、途中で透析が始まったひとの平熱くらいの温度感の話

え、あのひと仕事辞めるの?と噂がたつ程度には身辺整理した

2022年の仕事は納まった。ふだん出社することに対して相当なゴネを見せている僕ではあるが、昨日はあえて出社をしていた。年内最終勤務日を会社で過ごすことによって仕事終わりのカタルシスを味わうことが目的であった。

実際のところカタルシスを味わうどころではなく、ひたすら書類をシュレッダーにかけまくるというほんとにこのひと何しに会社きてんの?ていうか辞めちゃうんじないのくらいの勢いでひたすら書類を葬り去り続けた。当日の僕の姿を客観的に見ることができたのならやはり退職を連想したことだろう。

なにしろデスク、キャビネットに潜んでいた9割ほどの書類を八つ裂きにしてやったのだ。シュレッダー4杯分くらいは葬った。1割は残ったというあたりにわずかながらの冷静さがあったか。ていうかたぶん捨てちゃいけないものとかも入ってたかもしれないけれどもそのあたりはもう知らん。年単位で見る必要がなかったものなどないものと一緒だ。

啖呵切ってはみたものの、自宅では開かずの段ボールを生み出しているという矛盾をはらんでいることに気づいてしまった。でもまあ会社の者類などは元々データを出力して紙にしていたものなので、再出力しようと思えばいくらでもできるし、なんなら出力などせずともPC内で確認してすればよいだけなのでそもそもの無駄が過ぎたということだ。開かずの段ボールの中身は一度捨てたらたぶんもう手に入ることがないのでそのあたりご理解賜りたい所存。

所属している会社は体面を保つことを重要視しているため、最近世間で囁かれているSDGsなどに対する取り組みも世間にアッピールしたいようである。そんなんいうなら意味のない紙資源をバシバシと出力したりせず、わざわざ多数の従業員をオフィスに出社させようとせずに広いオフィスを保有しようしないで、空調やその他のインフラも最低限の使用とするようにするなどすぐ実行できそうなことはあるのになと感じたりするのだけど、これは浅薄なかんがえなんでしょうかのう。

そもそもこのSDGsに対して僕は結構懐疑的で、「とりあえず言ってみた感」をとても感じているのだ。それは言ってることがすべて叶えば万々歳であることには違いない。でもそれって学校の標語に近いところを感じる。当たり前のことを言って、その通り行動してくれたら成功です!的な。実際学校の標語なんて綺麗事であることこそが美学みたいなところがあるだろう。それと似たものをSDGsに感じているということである。

さんざん言ってはみたものの、いつもの斜に構えた態度というだけであって、なにかをきっかけに「SDGsって最高っすな!」と意見が翻る可能性は存分にあると思っている。軽薄に生きてこその我が人生。

いままでにも何回か言っているかもしれないけれど、僕は自分と近しいひとびとが平和に健康で安らかに暮らせたらその他のひとはわりとどうでもよい、とまではいかないけれども好きに過ごしてくれればまたよいじゃないと思っているのでそのためには少しオーバースペック気味に頑張っていこうかなと思っております。

さ、そのために食べたラーメンなんです。ご査収ください。

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あ、今年買ってよかったもの書こうと思ってたのに忘れてしまったうえになんか愚痴っぽさのあることになってしまった。

そのあたりはまあまた次回。

良き年末の日々を。