普遍と平熱

かつてけっこう本気バンドをやっていて、途中で透析が始まったひとの平熱くらいの温度感の話

熱意と専門性がありすぎるとなんでもBURRN!

今日は在宅勤務する気満々だったのだけど、ミーティングがあるから出社せよとのお達しがありすごすごと出社をしてきた。

今どきそんなもんwebミーティングじゃろがいとイキりたくなるところであるが、前回のwebミーティングでいち往復の会話もままならないほどガタガタなやりとりとなってしまったのであまり強気にでることができなかった。

家のネット環境のせいなのかと思い、少し良いルーターを買い直してみたりしたが、なんだかそこではないような気がしたのであれこれと在宅勤務の環境を見つめ直してみたところはたと気づく。

日あたり、めちゃくちゃいいな。

この時期の太陽光は天の恵みとしか言いようのないほどありがたいもので、ふり注ぐやわらかな日差しを浴びながら、縁側の座敷犬のような環境で仕事をしているのだ。

しかし、PCも平等に日差しを浴びている。僕にとってはやわらかな日差しであるが、PCにとってはPC内の熱制御を狂わす光線でしかないのだ。

実際、前述のガタガタweb会議のとき、あまりにもPCでのミーティングができないものだから、社給のスマホで対応していたが、それすら熱暴走で強制シャットダウンとなってしまった。

これはと思い、PCに直射日光が当たらないように細工をしたところ、なかなかにして具合がよい。これなら前回のようなことはないだろうと思ってはいつつも、まだ時間があまりたっていないので言い出せないまま本日の出社となった。

今度またミーティングの予定があるようなのだけど、また在宅勤務の日に設定されていた。なんだよ、会う理由作ってんのか。ツンデレ乙女上司か。なんとか回避できるようにうまく理由をつくろう。

出社に関して言えば、行くのがただ面倒というところが出社を渋る最大の理由にして唯一の理由である。仕事自体は家でもまわるので。

建前上は感染回避なのだけど、そのあたりもう手洗いうがい等はきちんとしつつ暮らしてても運の良し悪しで感染するんだなというフェイズにきていると思っている。

あれこれぶつくさ言いながらもせっかく出社しているのだからとお昼ご飯に全てをかけることにした。

したのだけど、なんだかなんとなくココイチに行ってしまった。

近所にあるのよ、ココイチ

在宅のときだっていけるのよ、ココイチ

お昼ご飯は迷走におわった。

しかしまだだ。まだ終われない。そう思い会社の周りをふらふらしていたところこんな看板が。

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従業員全員あだ名がハカセみたいな会社が。

社名だけでも僕の興味を引くには十分なのだけど、社名の右をよくみて欲しい。

月刊眼鏡…?

週刊眼鏡…!?

なにそれ!めちゃくちゃ興味あるよ!と、路上でひとり興奮をあらわにしてしまった。

月刊眼鏡は昭和33年創刊、眼鏡業界の動向、専門技術の解説、週刊眼鏡昭和55年創刊で、眼鏡を絡めたエコノミックな話題について取り上げているらしい。

想像以上に長い間眼鏡についての熱い思いを繰り出し続けていたのだ。1週間に1回も眼鏡の話題できます?熱意がすごい。熱意がないとこれは無理だ。

かなりピーキーな出版物であることがうかがえる。さながら眼鏡界のBURRN!か。眼鏡のクロスレビューとかやってるかもしれない。

いつかは月刊眼鏡、週刊眼鏡新聞ともに手にしてみたい。

これを発見できただけで出社をした甲斐があったというものだ。

 

みなさん思ってるかもしれませんがこんなんにはしゃいでないで働けという話ですな。

ええ、そのとおり。