最近は透析のない日を出社としているため、昨日は出社しせこせこと紙モノの作業をした日であった。紙はかさばるしコストもかかるし廃止にはしないにしても削れるところは削っていけるようにしてほしいものである。
そういえば昨日は上司との面談があったのだ。わりと気さくなひとなので面談というよりは雑談みたいな形ではあったのだけど、言いたいことはぽろぽろと吐き出し伝えておいた。昨年から面談とかするようになってきて、必要な資料の提出を求められるようになったのだけど、やること増えるならそのぶん銭ッコおくれとなる。
昨年は人事面談もあって、ちょうど同一労働同一賃金が話題だったので話をふったりしてみたのだけど、なんだかキレの悪い奥歯にモノが詰まったような回答しかなかった。たぶん勤め先の会社から先進的な改革ということが行われることはないだろうな。
と、まあ仕事のことは良いのだ。仕事は外出のおまけだ。仕事後のほうがメインと言ってよいだろう。
昨日のメインステージは「胡椒饅頭」というお店。たぶんテレビで見て知ったのではなかったかなと、認識するきっかけはぼんやりとしているが、職場のひとに気になるお店がありそのお店が件の店であることを伝えると、すでに行ったことがあり、しかも評価も高かった。
それからずっと行きたいと思っており、胡椒饅頭未経験者の職場のひとを誘ったりしてはいたのだけど、好みの問題という点から実現に至らなかった。
そして昨日。ちょうど妻と仕事が終わる時間が近かったので妻を誘ってついにお店を訪れることができた。
ひとまずこれをみておくれよ。
いちばんうえが店名にもなっている胡椒饅頭、その下が豚バラをカリカリに焼いたものに生胡椒を散らしたもの、いちばん下はエビアボカドマヨ的なものだ。
ふだんは予約しないとなかなかピークの時間帯の入店は難しいかもしれないと聞かされていたが、昨今の事情からなのか、昨日はほぼ空席であった。
ふつうの中華屋でその状況であればオーダーはおろか、入店にすら決意と勢いが必要になってきそうであるが、クオリティは担保されている。安心してオーダーをキメたのであった。
上記三品ともきちんとおいしい。胡椒饅頭はスパイシーな餃子あんがはいったゴマ団子的なものだと思ってもらうとわかりやすいかもしれない。これは推せる、推せる食べ物だぞと心の中で胡椒饅頭ファンクラブが結成されたが目の前にいる妻は知る由もなかったであろう。
そして豚バラのやつなのだけど、なんといっても生胡椒がおいしかった。胡椒のスパイシーさはもちろんあるのだけど、どこかしらフルーティーさも感じられ豊かな香りが豚バラとベストマッチとしかいいようがない。心の中のチアリーダーが大開脚しながら高く跳ね上がるのを感じた。
エビアボカドマヨも当然おいしかったけど、知ってる味だなということで割愛。
どれもおいしかったのだけど、欲を言えば生胡椒をもっと引くほど大量に使っている料理というものが食べてみたかったな。行くところに行けば生胡椒もふつうに売ってはいるようだけど、扱いなれたひとの手による大量の生胡椒さばきを体感してみたい。
胡椒饅頭は今回行った店舗と別店舗もあるということなのでそちらも要チェックだ。
なんだか提灯記事みたいになってしまっているけど本当においしかったんですよ。しかも空いているというのもよかった。人気店でしかも中華というジャンルだと騒がしいイメージがあるので。タイミング的にベストなタイミングでいけたのかもしれない。
仕事後に飲食店に行ったりってめちゃくちゃふつうのことなのに、昨今の時世ではそれも貴重な時間と感じるようになった。考えようによっては当たり前をありがたく感じられるよい機会ではあるのかもしれない。
そんなこといいながら流行り病にかかってしまったら元も子もないので衛生面には気をつけていこうという所存。
みなさんもお身体にはお気をつけてご自愛くださいますようお願い申し上げます。
