普遍と平熱

かつてけっこう本気バンドをやっていて、途中で透析が始まったひとの平熱くらいの温度感の話

ヤンキー校みたいな世の中

世の中新型コロナウイルスでかなり混乱しているし、なんだか殺伐としたものがある。それは仕方のないことなのかもしれないけれど、もうちょっと楽観的にやり過ごすというのもありなのではないかと思う。

今、殺伐の意味を改めて調べたら"(平気で人を殺傷するように)気風が荒々しいこと"と説明があった。こわ。殺伐ダメ。と、思ってはみたものの、ここ最近の騒動を見聞きするに、殺伐本来の意味に沿ったような行動をしているひとも少なくはないようだ。

普通に疑問なのが、デマも含めた不安をあおる情報というのは特に確固たるエビデンスがなくても鵜呑みにするのに、ポジティブな情報やデマを修正するような情報に関してはきちんとしたエビデンスを提示されているのにどうも浸透していないように感じるのだ。苦言を呈したいとかそういうのではなく、純粋に謎だ。

犬などを相手にしていて、勝手に転がったボールは嬉々としてとりにいくのに、いざこちらがボールを投げて取ってこいと言ったら無視されるみたいな、そんな状況にも似ているように感じる。そういうの悲しくなるからやめておくれよ。投げたボールを自分で拾いに行くとか切ないよ。いらない独り言とか言いながら取りに行っちゃうよ。「いやー、こういうことじゃなかったかー」とか。

トイレットペーパー買い占め問題もなにがどうなっているのかわからない。そもそも僕はそんなに情報にさといわけではないので事の発端がなにであったかまでは知らないのだけど、気づいた時には棚からトイレットペーパーは消えていた。これに関しても情報修正はされていながらも買い占め勢にはイマイチ響いていないようだ。

最初、感染に怯えに怯えきった民が腹を下すことを恐れて買い溜めにはしったのかと思った。違ったけど。それ赤痢だろうと勝手につっこんでみたが、そもそもが違う。しかし、これは由々しき問題であって、看過はできない。それというのも備蓄のトイレットペーパーを切らしてしまったのに手に入らないなんて恐ろしすぎる。排泄後に拭き取れないなどという大人の尊厳の危機を多くのひとが味わうことになってしまう。僕は普段から結構危ない橋をわたってるんだ。お願いだからトイレットペーパーだけは堪忍や。堪忍やで。届け、この声。買い占め勢へ。

最近出勤している最中にドラッグストア前に行列が出来てるのも見かける。集会慎みなさいっつってんのに。本末転倒とはまさにこのことだ。しかもああいうタイプのひとこそ感染したら店側になにかしらの理由でキレるのだろう(偏見)。

出勤といえば明日から勤務先は時差出勤を原則とするとのことだ。1時間前倒しでの勤務となる。明日になってみないとわからないのだけど、結構みんな考えてること同じでむしろ混んでいるのではと踏んでいる。でもまあ明るいうちに終業というのは悪くない。しかもあくまでも一時的な措置だと思うので、日常に変化をもたせるくらいのつもりで前向きに受け入れよう。

 

そして明日は行きつけのお店の周年日だ。世間の風潮などどこ吹く風とばかりにみんな平気な顔をしてお店にくる。みんな自分のことはきちんと自分で考えて答えをだすひとたちだ。それか脳にアルコールまわりすぎてるのかもしれない。そうだとしたら最高すぎるので明日の宴も盛り上がりそうだ。