普遍と平熱

かつてけっこう本気バンドをやっていて、途中で透析が始まったひとの平熱くらいの温度感の話

真理にふれた

すごい勢いで駆け込み乗車をしてるひとがいた。

電車のドアがほぼしまりかけ、それこそ腕の太さくらいまでの幅までしまっていたのだけど、そこに腕を入れ、抜くのかなと思ったら一度ドアが開くまでねばりおった。

そして一瞬ドアが開いた瞬間に車内に入り込んできたのであった。

正直、なんだこいつ。である。

僕はドア横に立っていたのでついつい挟まっていたそのひとをまじまじと眺めてしまった。そして、こういうやつが電車を遅らせるのだな、と実感した。

都心の帰宅時間の山手線での出来事だ。

3分と待たずに次の電車が来る。そこまでしてその電車に乗らなければいけない理由ってそうないだろうし、あんたが挟まったことで電車に遅れが出て連鎖的にあんたがつぎの電車を待つより遅れが出たりするんだぞ。結果的にあんたも損じゃないか。などと思うのである。

 

ああいったひとって電車の駆け込み乗車だけでなく、普段の生活でもやらかしてるんじゃないかなと想像してしまう。

例えば仕事でも、自分本意に仕事を進めようとしたり。

期限の決まった仕事をいきなり依頼してきて、あきらかにギリギリまで依頼してきてなかったな、という具合なのに早くしろ!とキレちらかすひとがいる。それが今日のあいつだ

 

そうか、そういうことだったのか。

仕事で理不尽にキレるひとというのは電車に挟まるひとなのだ。電車を自分の都合で遅らせるひとなのだ。

 

世の中の大半のひとは常識的な範囲で行動するのだろうけど、一部のああいうひともやはりいるのだな。たぶん社内にもいるんだろうな。

 

自分がそうならないようにするのはもちろんだけど、社内のそういうひとにも絶対に合わないようにひとを見るちからをつけよう。