普遍と平熱

かつてけっこう本気バンドをやっていて、途中で透析が始まったひとの平熱くらいの温度感の話

フライアウェイランナウェイ

年始ということで今年の目標をなにか、と思って小出しで書いているのだけど、なかなかこれだというしっくりくるものが思い浮かばない。

この際、来年の目標を今年中に考えるのを今年の目標にしてしまえばよいのではないかという、このひと目標立つ前に生き絶える覚悟でもあるんじゃないのという尊厳もなにもあったものではないところに到達しそうになってしまったけれど、ひとつ思いついた。

飛行機に乗るのだ。

これ、実は去年にも言っていた未達の目標であったのだ。前回などのブログでドラムだの酒との距離だのと言ってはみたものの、なにかしっくりきていないなあと思っていた。

しかし飛行機は別だ。何しろ人生でまだ飛行機未経験。飛行機搭乗に対して淡い恋心のようなものすら抱いてしまっている飛行機耳年増おじさんなのである。

それに去年ぼやいていた、何か心を動かされるような自然にもお目にかかりたいと思っているわけなので、飛行機でひとっ飛び、見知らぬ土地で心に刻みつけられる何かに出会えたら最高ではないか。

そうなってくるとその土地での酒は必須となるので酒との付き合い方云々は撤回する。やめだやめだ。そもそも出来そうもないことをいうものでもない。なんとなくそれっぽいことを言ってしまった感はある。

そしてその飛行機初搭乗について、いくつか考えないといけないことが出てくる。人生初のフライアウェイの目的地だ。

北海道も沖縄も観光地として確立されていて、行ったら絶対に後悔はないと思う。でもなんだろう、そういうところに行っちゃうの?みたいな自分の中のひっかかりを感じる。他のひとが行く分にはなにも感じないし、行った話を聞かせておくれよとまで思える。ただ、自分が行くとなるともう少し趣向を凝らしたい。などと妻に以前相談をしたところ、四国がよいのではないかという話になったことがある。

都合の良いことに四国には妻の叔母がおり、つい先日たまたま初対面済ませたばかりなので口実としてもかなりスムーズなのではとも思う。

なんだかよくわからないけど、四国に行くなら高知がよいなと漠然と考えている。べく杯というえげつない杯との出会いを果たしたいというのとなんか漠然と自然が凄そうだからというところで。ちなみに妻の叔母は高知在住ではない。

あと、実は宮島の厳島神社、出雲出雲大社なども行きたいとは思っているのだけど、事情に明るいひとに聞いたところ、空路より陸路の方が苦労なく到達できるとのことなので今回は除外しておいた。

ひとまず、達成可否のバランスを考えても良いラインなのではないかと思う。普段無計画に動く僕だけれど、否が応にも計画を立てる必要が出てくるのでそう言った意味でも自分のためにもなりそうだ。

 

乗る前にディスカバリーチャンネルの飛行機が墜落しまくる番組を見てイメージトレーニングしておこうと思う。

あ、あと小さなことで恥ずかしい次第ですが、羽田空港にステーキの宮ができたという話を聞いたのでたべるというのもミッションに含まれます。