普遍と平熱

かつてけっこう本気バンドをやっていて、途中で透析が始まったひとの平熱くらいの温度感の話

2年ですか

明日はライブだ。実に2年ぶりとなる。

思うところは色々あるのだけど、やる前になにかと言うのはよろしくないので今は全力で明日のライブに臨むだけだ。

しかしまあ、3度目の再結成、そして3度目の解散となるわけだけど、考えてみれば場合によってはまたやることもあるんだろうからわざわざ解散とか言わなくてもいいのかなというような気もする。

もはやそんなことにこだわる必要すらないという境地だ。

なんといっても明日は会社のひとたちも見に来てくれるというのが今までと一番違うところだ。バイト時代のときですら職場とバンドは全く違う世界であったのに、今の環境でそんなことが起こるとは想像だにしなかった。

なんだか変に緊張してしまう。好意的に見てくれるといいなあ。

そして、また別のベクトルとして飲み屋の飲み仲間たちも来てくれるというのだ。これもまた嬉しい。

現役時代によく来てくれたお客さんというのは正直どれくらい来てくれるのかはわからないけれど、バンドをやめてから知り合ったひとたちが来てくれるのはやっぱり嬉しい。

 

思えば、そう多くない人数ではあるけれど、自分のやっていたバンドを青春の思い出としてくれるひとたちがいるわけで、ひとの人生のそんな部分になれていたのだとしたら結構嬉しいし、すごいことじゃないかと思う。

かくいう自分も濃厚で素敵な時間を過ごしたわけで、なんだか今思い返してみると夢だったのではないかと思うようなひとときに感じる。

実際、充実してたのは間違いない。世間から見られてるほど辛い思いなどもしていなかったし。好きなことをやっていられる幸せというのは何にも変えがたいのかもしれない。

 

今後、そのようなひとときがまた訪れることを願って明日のライブ、楽しんでいこうと思う。