普遍と平熱

かつてけっこう本気バンドをやっていて、途中で透析が始まったひとの平熱くらいの温度感の話

ねたみひがみそねみ

他人に対して「ずるい」って思うことってどれほどあるだろうか。思い返すに、あまりそう思うことって多くないように感じる。

単純に羨ましいなあと思うことはあるのだけど、他人が得してるのを見てずるいとは感じない。

でも、どうやら結構な割合で前述のようなひとが存在するらしい。まったく難儀な話だ。

ただ、別に他人に関してネガティブな感情をもたないということではなく、嫌いな人間が自分よりうまいこと何かを成し遂げていたりしたらなんとなく気に入らないなという気持ちにはなる。でもそれはずるいという感覚ではないし、まず絶対にその気持ちを口に出さない。

口に出す事によって自分が程度の低い人間と思われるような気がして。これはもしかしてひとの事ずるいとぶーぶー言うひとよりも厄介な思考かもしれないけれど、自分の場合はひとまずそうだ。

話を戻すと得をしているひとに対して文句を言っているひとというのは自分が特に損をしているわけではないのになんだか他人が得してるのが気に入らなくて「ずるい」になるらしい。

そのひとが正当な手段で得た利益であってもそう思うと言うのだからそれはいかがなものかと思う。行動を起こした成果であるのならば本来他人にケチをつけられる筋合いってないと思うのだけどな。

まあそのへん、思考の道筋が全然僕とは違うのだろうからちょっとわかり合えないのかも。

ただ、そのやり玉にあげられる対象にはなりたくないなあ。なれる要素も特にないのだけど。僕に対してまでそんなこと言い出すひとがいたらそのひとは本当に普段どんなこと考えてどんな生活してるのかじっくり話を聞いてみたいとすら思う。

ねたみ、ひがみ、そねみというのはあるものだけれど、それにとらわれて生きていくのは疲れそうだよな。

ちなみにねたみ、ひがみ、そねみ、すべて漢字で「妬み」と書くらしいです。

三姉妹みたいにねた美、ひが美、そね美みたいにすりゃいいのにな。いやよくはないな。むしろそんなこと全然思ってないな。

とにかく平和にくねくね生きていきたいっすね。というお話でした。