普遍と平熱

かつてけっこう本気バンドをやっていて、途中で透析が始まったひとの平熱くらいの温度感の話

節目に伏し目がち

つい先日、誕生日だった。ついに自分も40歳。立派なおじさんだ。といいつつもあまり自覚もなく過ごしていくのだろう。

 

誕生日当日は実に色々とあった一日だった。

まず、妻が謎のかゆみにおそわれて、朝四時頃にもう我慢できないというので救急外来にかかることに。

原因はわからないけれど、なにかのアレルギー反応であろうと点滴を処置。しかしかゆみや発疹はおさまったけれど、点滴に対して身体が追い付いていかなかったようで具合が悪くなってしまった。

病院のひとの話だと学校の朝礼などで倒れてしまうのと同じ原理だそうで、症状名も聞いたけど忘れてしまった。

ひとやすみして具合も落ち着いてきたということで帰宅。その頃にはもう普段起きるくらいの時間になってしまっていたのでそのまま準備をして出社。妻は大事をとって休みをとった。

仕事中とにかく眠かったけれど、夕方近くになるにつれ段々と元気になってきた、というよりもなんだかテンションがあがってきていた。なにせ酒を飲む気まんまんだったからだ。

仕事も終わり、さて飲むかと帰りがけの一服をしていたところ、同僚と遭遇しそのまま飲みにいった。これはなんだか嬉しい偶然で、誕生日プレゼント的なものと考えることにした。

軽く飲んでいよいよ地元駅へ。いきつけの飲み屋ではみんなお祝いしてくれてしみじみよいひとたちだなあと噛み締めた。

一通り飲み、話したところで帰宅。一日盛りだくさんの充実した誕生日となった。

金曜だったけれど透析を土曜にしておいてよかった。節目の日に透析してるのもなんだかなという感じだし。

ただ、飲んだ次の日の朝からの透析はどうも具合が悪くなりがちだ。多分、酒を飲みすぎているから軽い脱水症状的なものになっていて、そこで水分をいつも通り引くからとあうのが理由なのではと思っているのだけど、実際のところはよくわからない。

質問してもやぶ蛇になりそうだし、ひとまずは我慢する。

そんなこんなで40歳。不惑にして惑いっぱなしという古のワードをかかげて元気にやっていきたいところ。