普遍と平熱

かつてけっこう本気バンドをやっていて、途中で透析が始まったひとの平熱くらいの温度感の話

微妙写真の供養展

家から出ることが格段に少なくなったということもあり、日々のトピックスに乏しい。

なので以前行ったことのある、写真を撮ってみたはよいもののSNSに投稿するほどでもない写真展の開催です。

 

■猛る餅

最初のエントリーはこちら。

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昨年末に撮ったもの。ふつうに「なま切り餅」という商品なのだけど、「いきり餅」かと思った。イキっているのである。たぶんすごくのびるけど全然噛みきれないとかそのたぐいのイキリようなのだろう。

餅界は白く平和な世界のように思えるが、そんな世界だからこそイキった存在が現れるのだ。偏差値の高い学校のヤンキーみたいな存在である。関東の学校から関西の学校に転向しているであろうと思われる。それがイキり餅。

 

■スペースピーポー

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なんなんだろう、これ。

町内の掲示板に貼ってあったのでど直球の怪しいイベントではないのかもしれないけれど、ひとを訝しませるには十分すぎる内容だ。

宇宙人からのメッセージ、なぜくるの?だそうだ。知りたい知りたい。

メッセージ上映会なる催しが行われていたそうで、上映するということは映像なのだろうと推測できるが、それは宇宙人からのダイレクトな映像作品なのだろうか。宇宙人まめだな。昔でいうところのビデオレターみたいなものと考えるとほっこり系宇宙人だ。でも現代だからAdobeのプレミアとか使うんだろうな。

同時開催のトランスミッションが何をどうするものかはまったく不明だが大いに気になるところだ。

このポスターを見かけたのが開催日の日暮れ頃だったので参加できなかったことが悔やまれる。

 

■お前がいうんかい

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皮膚科の看板なのに荒れ放題だ。まさにお前がいうんかいである。ひとを診る前にやることあるだろと誰もがつっこみたくなる考えようによっては素晴らしい看板だ。

でも実はこの写真はかなり前にツイッターにあげたことがある。それをここに再投下しているというネタのなさを察していただきたい。

 

■距離感を惑わせる

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なんとなくこの猫「面」ぽい。存在の大半が胴体だ。はちわれ猫は得てして愛嬌があるものだが、この猫はその愛嬌とは別のひとを惹きつけるものがある。子供の描いた動物っぽさがあるのだ。アンバランスなものはコアな層には深く愛されることも多いのでこの猫は深い愛情を注がれていることだろう。

ちなみに撮影地は蒲田だ。ただの蒲田仕様の猫である可能性も捨てきれないことを忘れてはならない。

 

■いつまで経っても芽は出ない

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たぶん柿の種なのではと思っているのだけど、確認していないので確証はもてない。もう数ヶ月家の前に居座り続けている根気のある種だ。

そんだけ根気があるなら発芽くらいするんじゃないかなと思っているのだけど今のところその兆候はない。

それにしても大雨にも強風にも負けずに玄関前を陣取り続けているのはすごい。

さては前世はインディーズバンドを追っていたバンギャか。それもバンギャ長みたいなひと。

バンギャは最前列をとるのに冗談抜きに命懸けなところがあるからな。この種も元バンギャということであるなら玄関前をがっつりホールドしているのも納得できる。

しかしバンギャも柿の種に生まれ変わるとは思ってもいなかっただろう。

せめてものたむけとしてこの種に今度一曲プレゼントすることにしよう。

 

本日は以上となります。

ほんと、書くことなかったんだなという内容でしかないけれども、カメラロールの中でくすぶっていた写真たちがこれでまた少し日の目を見たということで、少しすっきりした。

ということで本日はこれにて。

 

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たこのおすしなのにイラストはえびのおすし