昨日は職場の忘年会だった。今の時代、会社の飲みイベントというのは蛇蝎の如く忌み嫌われているが、僕からしてみれば職場のお金でふだん行くお店よりもちょこっと良いお店で存分に飲み食いできるのだから良いことしかない。でもたぶん、この価値観が昭和人間なのだと思う。
しかも、同じ島で働くメンバーはけっこう仲良しなのでその点においても高い満足度は確約されている。仮にそんなに仲良くないメンバーだったとしても、酒席をきっかけに仲良くなれるかもな〜なんて希望的観測で臨むだろうし、そうじゃなくてもタダ酒かっ食らえるならそれはそれで良いかと思ってしまう。要はただの貧乏根性旺盛な限界酒飲みというだけかもしれない。

忘年会でありながら新メンバーの師範*1の歓迎会も兼ねていた宴であったので、師範の話もあれこれ聞いた。
その中で印象的だったのは今のフロアに配属前の部署の話。平成生まれの若手なんかもそれなりにいたらしく、師範が職場の飲み会を開こうとすると「業務の一環ですか?それならお金、発生しますよね?」と、真顔かつ堂々とのたまったという。噂には聞いたことがあるシチュエーションであったが、本当にそのようなやりとりが繰り広げられていたとは。これが平成仕草…
で、どうしたんですか?と聞いたら「いや出しましたよ!」と、これまた意外な回答。てか出すんかい。さすがに現金支給とかではなかったらしいけど、参加者にうまみが出るようにきちんと調整して平成ガイズを招集したらしい。プロ飲みか。
まあね、おじさんになったら若者と関わるチャンスなんて滅多にないから身銭切ってでも触れ合いたいよねという話である。それを思わずポロっと口に出してしまったら姐さん*2に「君もけっこうおじさんみたいなこと言うねえ」と刺されてしまった。まあ、実際おじさんですからね。うかつに飲み行こうぜー!とか口走って無自覚のハラスメントなどで事故らないようじゅうぶん気をつけていこうと思う次第っす。
その姐さん、お酒はわりと飲むひとではあるのだけど、昨日は絶好調でだいぶお酒が進んでいて、忘年会が終わる頃にはヒヤヒヤするほどに上司を詰めていた。それもまあ、プロレスというか、演芸みたいなところはあるので楽しかったといえば楽しかったけど。
ふだんであれば会社の飲み会は1次会でお開きとなるところ、昨日は違った。師範はたぶん限界酒飲み界隈の人間であるので全然飲み足りなかったらしく「もう1軒どうですか?てか行きましょう!」と張り切っていたのだ。僕も飲み足りないなという思いはあったので渡りに船とばかりに2次会の誘いに乗った。ああいうの久しぶりで嬉しかったな。
2次会での師範といえばだんだんと酔いが回ってヒートアップしてきて郷里の言葉(岡山)で喋るほどにはニュートラルな状態に仕上がっていた。そして、すこーしだけ店員さんに横柄さがあったように思え、以前酔ってやらかしたことがあるみたいな話を聞いたけど、こういうところきっかけなのかなと思ったり。その件で奥さんに激詰めされたこともあるらしいけど昨日は大丈夫だったんだろうかと心配になる。
僕はといえば平日でということもあってだいぶ日和った飲み方をしていたので無事正気を保ったまま家路に着くことができた。自制したことを日和ったというあたり、どこに出しても恥ずかしくない限界酒飲みぶりであることを感じていただきたい。
そんな状態だったものだから、家に帰ってほんの少し飲み直そうかなと思いだいぶ悩んだ末にけっきょく少し飲んでしまった。でも今日の朝お酒によるダメージは軽微だったのでこの勝負、僕の勝ちである。
ところで、毎度会社の飲み会といえば僕が幹事をやらされており、ここ数回惨敗を積み重ねていたがこの日の会は上司が取り仕切った。遂に見限られたようである。そりゃそうだよなと思うけど、内心安堵していたりもする。何も考えずにお店に行くだけっていう立場がやっぱり楽でいいや。