最近、在宅勤務のときに天気が悪いと気持ちまで晴れないことがある。天気が良いとひとりの時間は穏やかなひとり時間として感じることに対して、天気が悪いと自分だけがこの世から取り残されているような気持ちになってくるのだ。
けっこう最近まで妻も子もいる状態で家で働いていたのでにぎやかというか、有り体に言ってしまえば騒々しい状況であったのに、子が保育園へ、妻は仕事へと行き、自分ひとりで家にいるという状況に寂しさを感じているのかもしれない。
ひとりの時間なんて条件問わずわりと好きだったはずなのに、条件付きで好きだと思うようになるなんてヤキがまわったもんである。陰キャの風上にもおけない。もっと心に日陰を作り、湿った状態を保たねば。
しかしながら、そういった浮かない気持ちもお昼ご飯を食べるとわりと浮上してくる。単におなかがすいて弱っている説がある。今日もくさくさしている中お昼ご飯を調達してきた。
あったかご飯原理主義として、できるだけご飯は出来立てを食べたいところではあるが、スーパーのお弁当相手ににそうも言ってられない。ふたに貼られた値札シールにレンジで温める際の時間の目安が書かれていたのでそれに従ってレンジアップを行った。
レンジから取り出し、ほかほかご飯を期待して一口目をお口にインしたところ、なんだかぬるい。「これが…この食べ物の正解の温度なのか…?」製造者がそう言ってるんだしなとあえて再加熱はせずに食べすすめたが、あっため観の違いを感じずにはいられないのであった。そう、あたため時間はディスカバリー。何言ってんだこいつ、と思いますすよね。僕もそう思います。自分のことながら。
温度はともかく、食べ終わる頃にはきちんと満腹になり、気持ちも浮上、通常運転となってきた。午後の仕事は機嫌よくやるかーと、デスクに向かい仕事を始めるもどうにもネットの調子が良くない。
職場のサーバ等ではなく、家のネット環境のように感じたのでルーターの様子を見に行くと、ルーターのアンテナがあさっての方向を向いていた。とりあえずとアンテナの位置を調整してみたが心の中でずっと(たぶんこういうことじゃないんだろうな…)と思いながらアンテナの向きを変えてみたところ、まんまと状況は変わらなかった。
結果、もう今日はいいかなと諦めて仕事を再開し、ネット回線の遅さに若干のいらだちを感じながら仕事をしていたらいつのまにかネット環境は改善された。絶対アンテナの向きの影響ではないということだけはわかっているのだけど、なんで治ったのかまったくわからないので再現性ゼロである。詳しいひといたら教えてください。
こういったネット環境などについてけっこう疎いと思っている僕でも職場の中ではまだマシな方というのが職場のITリテラシーの低さの実情をあらわしている。特に今期から同じ島で働くことになったうざおじ(うざいおじさん)はITについて壊滅的で、移動させちゃいけないファイルをなんかよくわからんフォルダに放り込んで使用不能にして周りの手間を増やしている。悪意がないのはわかっているんだけど、悪意がなかったら事故を起こしていいのかといったらそんなわけはないのでうざおじの事故はギルティである。
そんなうざおじ。配属されたばかりの頃にそのうざさを遺憾なく発揮し、僕の心を閉ざした実績があるが、最近順調にフロア内での評判を失墜させている。夏くらいに僕が担当していた仕事をうざおじに引き継いだのだけど、その仕事関連の面々からの悪評が絶えない。
僕がフロアをほっつき歩いているとその方々に呼び止められ「あのひとどうにかなんないの…?」という声を1人や2人どころではない人数から聞く。なんならうざおじの評判が下がって、相対的に僕の評判が上がっているまである。かわいそうなうざおじ。
そういう空気を察してなのか、単純に職場の人間関係をきちんと考えるようになったのか、僕へのうざさは以前の比べるとなりを潜めたように思える。うざさ耐性があがっただけかもしれないけれども。
何はともあれ、家で働いてせっかくうざおじに会わないで済むので、気持ちが落ち込んだりしないようにきちんと朝ごはんを食べるようにしていこう。なんだかよくわからない着地点となってしまったけれども、本日はこれにて🍚