先週は風邪にやり込められて休みを棒に振ってしまい、帰省はポシャるし、せっかくの平日休みも寝て終わった。このまま引き下がるわけにはいかないと後先考えずに今週も休みを取得し、今度こそはと用事を遂行したのであった。
その用事とは区役所へあれこれ手続きをしに行くこと。さすがに今回はつつがなく用事を済ませることができて一安心。メインの用事を済ませ、妻と久々のランチを楽しむなどして充実の1日となった。
それにしても区役所、前まではしょっちゅう訪れていたような気がするのだけど、だいぶ久しぶりに訪れたような気がする。前までは住民票ひとつ取得するのにもわざわざ出向かなければいけなかったところを今ではコンビニで取り寄せることができるようになったのもその理由のひとつかもしれない。
けっこうマイナンバーカードに否定的なひともいるんだろうけど、そういう利便性を考えるとマイナンバーも悪くないと個人的には思っている。マイナンバーがどこまで整備されていくかというところではあるけれども。
今回の用事というのもマイナンバー関連の用事で、更新手続きを行なってきた次第である。その待ち時間、区役所のお仕事を眺めていたが、僕には絶対に務まらないだろうなとしみじみ思った。業務内容としては事務なのに、窓口業務とかもやらなければいけない場合もあるというのがその最たる理由である。
だって、事務スキルと接客スキルって全く別の適正じゃないか。事務ならそれなりにこなすことはできるかもしれないが、窓口業務はまるでできる気がしない。しかも役所なんて通常のオフィス業務と違ってなんのフィルターもなしでありとあらゆる種類の人間が訪れる場所である。失礼とか意地悪とかそんなんではなく、もはや異常者と言える域に達した「本物」とやり合わなければならないときだってあるだろう。無理すぎる。というか役所のみなさん、本当にいつもありがとうございますとしか言えなくなってくる。
ITだのAIだので負担が軽減できるところは是非とも取り入れていったら良いと思う。でもそういうのを取り入れることを一番許さないのはたぶん前述の「本物」のひとなんだろうな。一部のならず者にルールをあわせるはめになっているのに一番こたえてないのがその層、みたいな。世の中そういうところあると思う。
あと思ったことと言えば、受付番号の呼び出しが機械の音声で行われていたのだけど、その声がやけにかっすかすだったのが謎だった。ああいうのって不自然なくらいのつやつやボイスであるイメージなのだけど、このパターンあるんだ、と。役所のえらいひと、ひいては区長の趣味だったりするのだろうか。もしや身内の可能性。
それにしても、区役所の手続きって基本待ってるだけなのにスムーズに進んでいくとなんだかタスクをこなせているような気分になるのってなんなんでしょうね。自己肯定感醸成のために役所手続きセラピーとか考案したらよいかもしれない(適当)。