普遍と平熱

かつてけっこう本気バンドをやっていて、途中で透析が始まったひとの平熱くらいの温度感の話

中年が「使えね〜な〜」って言っているとき、使えねえのはだいたいお前さんだ

中年ってのは得てして勘が悪くなってくるというか、鈍くなってくるというか、とにかく新しいモノを操作するときにすぐ「あんだよこれ〜、わかりにくいな〜」となってしまうものである。そして、その大概のものは分かりにくくはない。触るひとからすれば別にそんな難しい操作は求められていなかったりする。でも、中年になってくると変に経験を積み重ねているものだから、経験則でなんとかしようとする。それでなんとかならないと「使えね〜な〜」となりがちなんじゃないかと思う。

こういうの、ほんとよくないと思う。自分の常識でモノを動かせるとか思わないほうがいいよね、本当に。自分は知らない立場なんだという謙虚さがなくなってしまっているのでは。「俺にとって使いづらいお前が悪い」みたいなことになっている。最悪だ。

いきなり何をぐちぐち言い始めているんだという話であるが、それというのもガレージバンドという作曲アプリを使おうと思ったのにまったく太刀打ちできなかったということに端を発する。そのときは結局ネットで操作マニュアルを見て使いたい機能をひとまず調べて使った。今の時代そんなものいくらでもあるんだから、きちんと調べれば一般的に出回っているアプリやら電子機器の操作方法がわからないことなんてことはあんまりない。使う側のセンスとかは別として。めんどうがらずにきちんと調べないとなと思った次第である。

ただ、今の時代なんでもかんでもマニュアルが動画化されているのはちょっとなあ。前にも書いたことあるかもしれないけど、文字なら斜め読みして必要なところを拾ってこれるけど、動画は自分の興味あるところだけを抜きだすのが手間じゃないですか。マニュアルに関しては時代の流れはあるにしても効率でいったら文章の方がいいんじゃないかと思うんだけど。まあ説明対象による向き不向き、好みもあるのか。

そんなぶつくさ言いながら何がやりたかったかというと、子が口ずさんでいたメロディを打ち込んで、それをSUNO(音楽生成AI)にアップしてアレンジ無双してもらいたかったって話なんですな。

で、這いつくばってたどり着いてできたのがこれ。

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これは子が口ずさんでいたものを電子音のみにしたもの。そして、それをSUNOにアップして声までつけたのがこれ。

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さらになんやかんやと注文をつけてアレンジまでSUNOに丸投げしたのがこちらとなります。

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何がかみなりちゃんかって話なんですけど、かこさとし作のだるまちゃんシリーズという絵本があって、かみなりちゃんが登場する作品について。その絵本を読んでいるときに子が「かみなりちゃんちゃん ちゃんちゃんちゃん」って口ずさんでいたので手間暇かけて遊び倒した次第です。

歌詞が序盤も序盤の展開までしか書いてないから何の展開もない曲になってしまっているけど、個人的には好き。ちなみに、これは件のかみなりちゃんのフレーズにDance Gavin Danceと平沢進を混ぜたアレンジしたらどうなる?とオーダーしたら吐き出されたもの。どっちも知ってるひとからすればあ〜って感じになるんじゃないかと思う。

でもやっぱり「作った」って感じにはならないよな〜。生成AIの作曲をどう表現したらいいのかなって考えていたのだけど、「掘り出してきた」っていうのが近いんじゃないかなと。他人が育てた無数の素材を広大なフィールドから掘り出してくる。コレジャナイと思ったらまた違うヒントをもとに他のところを掘る。AI作曲ってそんな感じのような気がする。いずれにしてもすごい楽しいけど。

で、冒頭の話に戻ると、新しいモノに触れるときってのは謙虚な気持ちで「自分、何もわかりませんから…」という姿勢で臨むべきなんですよねという話で。あと、わからなくなってからじゃなくて最初からマニュアル読めと。今回はそんなお話でした。

空から落ちてきた「変なもの」に傘を投げるだるまちゃん一味