普遍と平熱

かつてけっこう本気バンドをやっていて、途中で透析が始まったひとの平熱くらいの温度感の話

公園という『静』と、くるまやラーメンという『動』

埼玉県は飯能市トーベヤンソン あけぼの子どもの森公園」へ遊びに行った。ムーミンに登場しそうな建物があることで知る人ぞ知る公園だ。

「≒」くらいの感じのムーミン

知ったのはもう10年以上前。たまたま何かを検索したら上の建物の写真がヒットし、「ムーミンやんけ!」と鼻息を荒くし訪れたのが最初だった。その頃はまだトーベヤンソンの冠はついていなくて、ムーミン好きが勢いで作っちゃいました的な趣もあったが、公園が20周年を迎えた際にトーベヤンソンのお身内に打診し晴れてトーベヤンソンを名乗ることとなったそうな。同人がオフィシャルに格上げされたといえるだろう。胸熱ストーリー感ある。

基本的には上の写真の家を探訪し、そのムーミンぽさおよび北欧風の楽しむというのがメインの楽しみ方となる。

下の写真のベッドはムーミンのベッドらしいです。めちゃ小さい。

こんな家に住んでみたいもんだよねえと妻と子と建物内をうろつき、けっこう底冷えする家なんだなと床暖房の必要性を噛み締めて家を後にした。

外に出て、さてこの後どうするかと建物前でぼさっとしていたところに年若いカップルが現れた。そして、ドアを開け男子が一言。

「え…靴脱ぐの…?無理だわ…」

その言葉を聞いたその刹那、妻と目が合った。そしてふたりで男子の足元に目をやり、互いに無言で思ったのだ。「こいつやってんな」と。

こんなん絶対足元に秘密があるやつでしょう。そりゃ脱げないよね、わかるわかる。でもその後に「なんならひとりで見てきても…」と女子にうながしていたのはどうかと思う。僕も低身長人間なので気持ちは痛いほどわかるが、かりそめのドーピングをしたとて日本で靴を脱がないでやり過ごすことなんて不可能だろう。女子側も知ってて受け入れているという優しい世界が存在するのだろうか。いずれにせよ、若さって感じがして眼福であった。

その後は見た目的にはおしゃれ北欧風でありながら内容的には児童館といった建物へ。

海賊帽みたいな曲線

中にはパン屋のおままごとセットがあり、支払い方法が豊富だった。

こういうパロディって考えるの楽しいだろうな

基本パロディであるのに、Edyが合ってしまっているのが味わい深い。

ほんとはEbyってしたいところだと思うのだけど

最後は森の家と呼ばれるトーベヤンソン資料館兼図書館となる建物へ。

ウッディなたたずまい

1階は資料館、2階はミニ図書コーナーとなっていて、吹き抜けになっている。ちなみにここまでめちゃくちゃムーミンっぽさをむんむんに醸し出してはいたが、ノームーミンできている。いわゆる匂わせである。

しかしここにきて初めてのフルコンタクトを繰り出してくる。

ついに言い切った

トーベヤンソンの名前を出しているのだからもう遠慮がない。そして2階が図書コーナーになっており、おしゃれな空間で静かに読書を楽しめるスペースとなっている。

本棚の奥は吹き抜けになっている

本棚に何か貼られているなと内容を確認してみると

民度

前来たときはこんな注意書きなかったと思うから、注意しなきゃいけない状況が発生してしまったということなんだろうな。ふつうやらんやろが起きているのがこういった不特定多数、さまざまな属性のひとが集まる施設の悩ましいところだよなあ…

 

この他公園内にハイキングコースなどもあるようなのだけど、子を連れて行くような場所でもなさそうなのでひとまずこの日はお開きに。飯能駅まで引き返した。

あとは帰るだけというところで、実はお楽しみをひとつ残していた。往路で駅近くに「くるまやラーメン」があることを観測していたのだ。あのくるまやラーメンである。都内ではまずお店がないし、電車で来られるような場所に店舗があるものでもない。これはもういくしかない。

これただけで嬉しい

くるまやラーメンって僕がこどもの頃からあるようなラーメンチェーンで、行ったことあるのかと言われるともしかしたらないかもしれないのだけど、ノスタルジーあふれるものとして心に刻み込まれている。だってこれだ。

なんでだか昭和の湘南を彷彿とさせるものがある

たまらんですよ、この昭和感。そういうコンセプトとかじゃなく地でこれなのだからテンションが上がる。うっきうきで餃子ビールをキメた。

けっこうがっつりにんにくが効いていた

実のところ、冷やかし半分みたいな気持ちで来店したところもあったのだけど、この餃子がけっこう好みで、正直餃子の王将よりもこっちの方が好きまであった。そしてさらにお店としては味噌ラーメンを推しているらしく、それがまためちゃくちゃ好みの味噌ラーメンであったのが嬉しい誤算であった。

僕はしょうゆラーメンを頼んだんだけど妻が味噌ラーメンを頼んだ(写真撮り忘れた)

本当に、近所にあったらリピ確定クラスだった。聞くところによるとくるまやラーメンは店舗によってクオリティにグラデーションがあるらしいのだけど、もしかして当たり店舗だったんだろうか。思えば店主がなんだかガチ中華のひとっぽさあったもんな。金のネックレスして。

ただでさえくるまやラーメンに来れただけでテンションがあがっていたのに、想像以上のレベルの高さで終始ご機嫌な時間を過ごすことができた。「くるまやラーメン☺️」の気持ちで来たのに「くるまやラーメン😤」へと気持ちが変遷したのであった。おかげでよい休日になった。他のくるまやラーメンも気になるところだ。

 

ところで、飯能とえばムーミンバレーパークもあるわけで、というか今飯能でムーミンといえばそっちでしょうという話であるが、今回はあえての公園としてみた。次回はバレーパークも行ってみたいな。

熱量を感じる巨大額装