ご飯をつくるのが面倒だなと思うもある程度のおいしさは担保されていて欲しいものである。そんなとき重宝するのが冷凍食品だ。なんともタイミングのよいことに今週のお題「やる気が出ないときの◯◯」ということなのでせっかくなので乗っかってしまおう。お題に沿って言い換えるなら「やる気が出ない(ご飯作るのが面倒な)ときのご飯」だ。
色々なところで言われているけど、最近本当に冷凍食品が優秀だ。ちゃんと美味しい。中途半端に自炊するくらいなら冷凍食品で済ませてしまったほうがコスパも味も断然に良かったりする。
我が家は出来るほうがその日のご飯担当なのだけど、昨日は僕も妻もいまいち乗り気にならなかった。ウーバーイーツも考えたがあまり頼み過ぎるのも不経済だなと二の足を踏んでいた。そのとき思い出したのだ。近い将来怠けたい日が必ず来るであろうと予測して買っておいた冷凍食品の存在を。怠けることに関しては怠けず精進する所存。
冷凍庫から取り出されたのがこちら。
いやはや、今はもうあらゆるものが冷凍食品になっているのだなと感心するばかりである。まさかのトルコライスだもの。ピラフだけ、パスタだけ、フライだけを一品ずつ温めて自分で同じ皿に盛ることすら怠けさせてくれるのだからありがたい。怠惰万歳。
それにしても種類の違う品をワンプレートでいっぺんに解凍するのはもしかして技術として難しいことをしているのでは。めちゃくちゃ細かく調整した結果がこれなのだろうから怠けの裏には血の滲む努力があることを忘れてはならない。ありがたく怠けさせていただきます。
さあ、レッツ温め。
温めるとほら!
なっちゃった!じゃねえ。いやね、違うんですよ。ニップンさん(製造会社)さんは悪くない。これね、買い物して帰ってきたときに何か用事を思い出してしまってすぐに冷凍庫にしまわなかったので少し解けてしまってそれを再冷凍したものだからおかしなことになってしまったのだ。普通にやったらこんなことにはならないだろう。こんな写真をアップしてしまってごめんなさい、ニップンさん。味はおいしかったです。そう、味はおいしかったのだ。特にパスタは冷凍パスタがおいしくなって久しいのでこの状態でもきちんとおいしかった。ちなみにこの日はアイスまんじゅうも一緒に買っていたのだけど、アイスまんじゅうもいったん解けて再冷凍の刑に処された。でも味はおいしかった。
多少の誤算はあったものの、きちんとおいしい夕ご飯を食べられて夫婦満足となった。最近こういった相盛りプレートみたいな冷凍食品を結構見かけるのだけど流行りなんだろうか。それとも技術解禁でいろいろやっちゃう時期なのか。いずれにせよやる気のないときの怠けご飯にはうってつけなのでもっとやって欲しい。
こういったお弁当モノもちょこちょこあるので本当にこれを温めるだけで事足りてしまう。少し前にのり弁を丸ごと冷凍したものが売られていてさすがにたまげた。そのときは先の怠けを予見できずに購入を見送ったがその後お店で見かけなくなってしまって心底後悔している。カムバック、冷凍のり弁。
ご飯を作るのレベルであればやる気がないときにはどんどんこういったものを頼っていけばよいと思う。やる気が起こらない時に無理してしまうとその物事に対して嫌な気持ちを芽生えさせるきっかけになりかねないので。
みなさまがたにおかれましても怠惰万歳な気持ちで生きていっちゃいましょう。