普遍と平熱

かつてけっこう本気バンドをやっていて、途中で透析が始まったひとの平熱くらいの温度感の話

梅雨前滑り込みでビアガーデン

どうやら梅雨入りしたらしい。10日先くらいまでの天気予報を見るとすこっしも晴れない。雨こそそこまで降らないようだけど、晴れ間がないというのは精神衛生上よくない。というか梅雨入り早くないですか。こんなものだったっけ?と思ったら去年より8日早いとのこと。でも平年よりは1日早いだけなのだそうだ。なんだかいまいちしっくりきていないけど、寒くないだけマシと思ってやりすごそう。

梅雨入りギリギリの滑り込みで昨日はビアガーデンに行ってきた。コロナ以降、あんなに大勢ひとがいるところでお酒を飲むのは初めてだったかもしれない。でもなんだか大丈夫なんじゃないかなという空気になりつつあるような気がする。まあ、気をつけるところに気をつけていれば大丈夫だろう。

魅惑のビアガーデン、BBQ的なものが食べ放題、お酒は居酒屋の1980円クラスくらいのラインナップが飲み放題ではあったものの、お肉をモリモリ食べることができるほど若さにあふれたメンツでもなかったため、粛々と酒を流し込みつつ談笑を交わした。というかむしろ会話をしに行ったといっても過言ではない。

お肉に関しては主に豚肉が提供されていたのだけど、豚ってズブの素人が適当に鉄板の上で焼いただけで一定以上のおいしさを感じることができるのだからすごい。というかむしろえらい。そりゃ食べちゃうよ。とんだご奉仕ボディだな。いつもありがとうございます。

コロナ以降、会いたいと思ってもなかなか会えないひとたちというのも少なくなく、このまま関係が希薄になってしまうのではと不安になったりもしたが、会えば以前と変わらず、というか以前の続きのような空気で会話ができた。こういうの繋がりがあることってありがたいことだよなと柄にもなくありがたがったりしてみた。

ひととおり酒も会話も楽しんだところでビアガーデンのタイムリミットが訪れた。それでもまだ物足りない。参加者の住まいなどを考慮した結果、新宿に向かうこととなった。新宿で飲むなんてもうどれほどぶりだったろう。しかも歌舞伎町。昔は誇張抜きに毎日あの界隈にいたのだから今の自分からしてみたら信じられない。まるで他人の人生のようだ。

と、まあ大まかな行動といえば上記のようなものだったのだけど、はしゃぎ過ぎていたのか写真が一枚もない。我ながらこういうイベントの写真を撮っていないのって珍しい。撮ったものといえば待ち合わせ駅でなんだか謎の場所にいたツバメの写真くらいだ。

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駅の案内看板にちょこんとたたずんでいた。そのすぐ後ろの天井足りになっている監視カメラの上に巣があったようで、状況から考えるとちょこっとだけ飛んでこちらの案内板に来たのかなと思われる。でもまだ子どもなので巣に帰ることができるほど上手く飛べず、前にも後ろにも行けない微妙な状況に陥っていたように見えた。と、いうのを妻と話していたらいつの間にか見知らぬ中年女性も会話に加わっていた。ツバメの子といえども子は鎹(かすがい)でしたとさ。人間関係のね。

そして本日。大酒を飲むと予想された次の日は抜かりなく休暇を取ることとしているためきちんと休んだ。でも冒頭のように今日から梅雨入り。なんの捻りもないくらいに梅雨空丸出しだったのでふて寝してやったわ。ゆっくりできたといえばゆっくりできたのでまあこれはこれでよかったのかな。

早いとこ梅雨明けしてもらってカーッと暑いとこでグバーっとお酒飲みたいものですな。みなさまにおかれましても機嫌の良い梅雨ライフをお過ごしくだされな☔️